JGPバンコク …など!!!

こんころです。予定にゆとりが無い。しにそう。卒論しんでるし。サムネはそんな心境を表して中アルカナ(この画像割と万能だと思ってる)。

今回はJGPバンコクとCSロンバルディア杯と羽生結弦能登演技会を見ていきます。JGPバンコクといえば、『メダリスト』でいのりちゃんも参加していましたね。あちらは2023~2024シーズンを参考にしていると思われますが。

(ロンバルディア、フジのおかげで動画化されてるんですよね。今季は男子がアツく女子が未知数な感じなのでここで一回見せておきたい。2P目に載せます。)

(羽生さんはちょっとだけ。3P目に載せます。)

まずは女子から。(今回は全員国籍表示)

 

1.ワン・イーハン(中国)

SP:65.39

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日韓の独壇場だったジュニア女子に、新たな強者がやってきました。というか中国女子自体だいぶ珍しい。なるほどジェーンの技がスケートな理由はこの子(違う)

技のひとつひとつが冴えていましたね。体のパワーが強いからか、難しい姿勢・ジャンプでも大体制御できています。やはり力こそパワー。

しかし、PCSは低め。技術がいい割にスピード感やアピールに欠けるからでしょうか。とはいえ優勝圏内なので、このままゴールインしてほしいところ…

FS:129.32

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…などと思っていたら、物凄いスコアが出てしまいました。技術点はレベルの取りこぼしがありながらも脅威の70超え。見た目には一切ブレのない、完璧な演技でした。不安とか一切なかった。

あとは、表現面ですが…ほとんど問題なしでPCSも全体比で上がっていた一方、繋ぎをもう少し詰めてもよさそうだなと思うシーンも。しかし、曲芸めいた動きが入っていたりとなかなか楽しい振り付けでした。

ちなみに、JGPの金メダルは中国女子初だそうです。めでたい。JGP7戦目の会場は中国なので、そこでまた出てくるかな。

 

2.高木謠(日本)

SP:64.99

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65くれよ。

3Lz+3Tの3Tで僅かな回転不足があった以外は完璧な演技でしたね。スケートもエアリーで曲に合ってていい感じ。セカンドジャンプに力が乗らなくて損をするタイプなのかも?

FS:123.55

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銅メダルとなったユース五輪含め、フリー失速のイメージがあった高木さんですが、今回はしっかり決めてきましたね。重ためなフリーの楽曲にもよく対応できていますし、二段構えスパイラルもいい感じ。ミスは3Fですが、それはまあ仕方ないかな…。

 

3.岡田芽依(日本)

SP:57.58

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今年の(そして多分最後の)全国中学校スケート大会優勝者の岡田さん。安藤美姫さんなどを指導した門奈コーチのクラブ所属らしい。

冒頭の3Lz+3Tこそミスが出ましたが、それ以外は綺麗にまとめましたね。確かな技術に、ちょっと大人な曲にも負けない表現力。日本のジュニア女子は本当に良い選手が多いです。まあ激戦区故に育良ちゃんの二戦目が吹っ飛んだりするのですが…

FS:118.38

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プログラムの完成度は高いですよね。3Lo転倒後のリカバリーも見事。演技を止めない、雰囲気を崩さないことに長けています。大崩れしないタイプな気がするので、なんだかんだファイナルに残る可能性もあるかも。

 

4.シン・ジア(韓国)

SP:54.89

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弘法も筆の誤り、といったところでしょうか。冒頭の3Lz+3Tがまるまるすっぽ抜け、6位からのスタートとなってしまいました。

曲は「アディオス・ノニーノ」。しかもデヴィッド・ウィルソン振り付けで、コーチも今年からオーサーという。どう考えてもキムヨナが頭を過ぎりますが、プログラムの雰囲気はかなり違います。ジアちゃんの方はかなり柔らかい。アコーディオン(?)の音もないですし。

ヨナverみたいな明確な浮き沈みはほとんど無い曲調なので、完璧に捉えるのはかなり難しそう。とはいえ、印象としてはかなり良いです。ますます表現に磨きがかかったといいますか。

FS:119.10

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うーん…。国内大会の映像(多分合法)を見た時から、難しいプログラムだと思います。曲の輪郭がボヤけてるので、きっちり技術要素がはまらないとすぐプログラムが崩壊しますし、かといってノーミスだけで表現しきれるわけでもない。ちなみに曲目は「ダフニスとクロエ」。小説版ユーフォのトラウマ曲でしたっけ…(アニメ版の「ダッタン人の踊り」もフィギュアスケートでまあまあ使われてたり)。

今回はかなり厳しい結果となりました。3Lzは2本とも転倒、最後のスピンはレベルが取れず(有識者曰く、最後のビールマンスピンで8回転しないとレベルが取れないらしい…)。総合4位なので、ファイナルに出るには次で1位を取るしかなくなりました。同じ境遇の上薗さんと枠を奪い合う羽目に。胃が痛い…

あとChSqがあっさりしてますね。同じ振付師作の麻央さまFSもそうなのですが、手癖なんでしょうか?

 

女子はこれにて終了。次は男子。

 

1.中田璃士(日本)

SP:76.54

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昨シーズンのJGPF覇者、中田選手。今シーズンはとても良いSPを作ってきましたね。多分まだ完成形ではないのですが、それでも音取りが細やかですし何よりかっこいい。この手のプログラムにはもたつきがつきものな気がしますが、それも無い。素晴らしい。

3T+3Tでミスが出たのは、まあ4Tと間違えた(というか4Tの感覚で行っちゃった)んでしょうね。彼なら余裕で跳べる範囲ですし。

FS:142.17

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フリーは「パイレーツ・オブ・カリビアン」。振付はまた新しい方のようですが、なかなかの傑作では?

結構致命的なミス(3A抜け)も見られましたが、SPFSが両方厳しくともこれだけの点が出せるならよほどの絶不調にならない限りもう向かうところ敵なしでしょう。

 

本来はヤンハオ君(優勝者)などのレビューもする予定だったのですが、すっ飛ばします。ほんまごめん。でもロンバルディアが迫ってきてしまい…😇

(ヤンハオSPは載せます。今季ジュニア男子最高得点だし…)

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