楚人有鬻神手遊与神手機遊戯者。
誉之曰、
「吾神手遊之有趣、莫能陥也。」
又誉其矛曰、
「吾神手機遊戯之愉快、於物無不陥也。」
或曰、
「以子之神手遊、陥子神手気遊戯、何如。」
其人弗能応也。 韓狒子「神手遊」より抜粋
みなさんはソシャゲはどのくらいやっているだろうか?人によっては1つのゲームを長く続けてやっている人、複数タイトルを抱えている人、抱えきれず死にかけている人それぞれだと思う。ちなみに私は抱えきれず死にかけている。
今回はそんなソシャゲのなかでも近年ヒット作を飛ばしまくっている勝ちまくりモテまくりの…
ミホヨもといホヨバゲ―について話していこうと思う。結構な人がどれかしらのタイトルを触ったことがある、あるいはやっている、はたまたやったことはないが二次創作が死ぬほどTLに流れてきているのではないだろうか?他にも「まったくやって事はないが人気もあるしフォロワーから勧められているけどぶっちゃけホヨバゲーってどうなの?」と思うオタクもいるのではないだろうか。そこで今回はプレイ経験のある「原神」「崩壊スターレイル」「ゼンレスゾーンゼロ」について好き勝手に語っていこうと思う。ちなみにそれぞれのプレイ歴は以下にまとめてみた。
あくまでしがない1プレイヤー、個人の感想となる。また、今回はキャラクターの魅力等などの話は少なめにしてある。話すとそれだけで本当に本当に長くなってしまうので…。では、それぞれのゲームについてやった感想やよかった点、もう少しこうなったらいいのにという要望などを述べていくことにする。今回は最近始めたゼンレスゾーンゼロについて書いてみた。
ゼンレスゾーンゼロについて
シナリオ
始めたばかりだけど楽しい。特に最新のメインストーリー5章はここまでの集大成といった感じで今までのキャラ総出演で1つの大きな敵に立ち向かっていく様子はまさに1本の映画作品のようでプレイしごたえがある。これから分かってくるであろう主人公兄妹の謎についても意味深なシーンをみせる事で今後何が起こるのかワクワクさせていて非常に面白い。
各章冒頭に入ってくる漫画調プロローグからもわかるが作品全体の雰囲気が「一般人が雑にイメージしているアメコミ」のようなポップさがある。
キャラについても個別のパソストで人となりが分かり、沼らせてくる要素が盛りだくさんである。
とここまでベタ褒めしているが、当然デメリットもある。それは
専門用語が多い点である。
ただ他ホヨバゲ―に比べると明らかに少なく、比較的なんとなくではあるがわかりやすい。
世界観でいうと『陰鬱な差別と戦争はあんまりないけど都市のど真ん中にクソデカい源石のあるとにかくめちゃくちゃ明るいアークナイツ』、『アメリカ人が考えた怪獣8号』みたいな印象を受けた。アニメ作品で言うと、『ガッチャマンクラウズ』や『SSSSグリッドマン』などを楽しめる人は結構好きな世界観かもしれない。
探索
探索成分はスタレ同様決められたマップを探索していく形になる。崖を上ったり特定の岩場で足を開脚させたり、特定の狭い場所でキャラの尻を眺めたりできない。現代に近い街並みだったりするので探索というよりはペルソナの外出が一番近いのでペルソナシリーズ履修者にとってはかなり親しみやすいシステムだと思われる。また、依頼等についてもマップにアイコンが出ているのでわかりすい。余談だが、カメラモードでカメラ非表示にすると一人称視点で町を探索できるので楽しい。
また、通常探索と異なるがホロウ(異空間)内の探索はスゴロクと呼ばれていてマスを移動していく探索があるのだが正直コントローラー握りながら寝てしまってたこともある…なんというか画面がモノクロで動きも単調である。が、なんと改修されてマリオみたいなアクションゲームになった。これはこれで操作が難しく特にジャンプして移動していくアクションは思ったより飛びすぎたり壁に変に刺さったりするがプレイヤーを飽きさせず楽しませる工夫を感じ取れる。
あとこのゲーム、これだけおしゃれなのになぜかめちゃくちゃうんちが大好きである。
UIやデザインなど
おしゃれすぎて何にも分からない。
もう一回言おう。
おしゃれすぎて何も分からない。
マジでこれに尽きる。今回記述するゲーム3作品の中で一番メニュー画面等も含めておしゃれでかっこいい。が、分かりにくい。育成において足りない素材などはその場で即時合成してくれたりして楽な部分が多いがとにかくおしゃれすぎてわかりくい。特にアイテム類が分かりにくく現在進行形で困っている。こちらをご覧いただこう
わっかりにくいんだよ!!!形状も似ているし名前もなんとなく似ているしわからないよ!!!
他のホヨバゲーも同じなのでは?と思うかもしれないが、実は他の2作品はそれぞれの育成素材の取れる場所が違うので育成画面→素材の取れる場所へワープするのであまり困らないがゼンゼロはこれらは全く同じ場所で取れるので本当に覚えられない…
戦闘・育成
パリィ・回避など他の2作品にはない、システムがあるのでよりアクションに特化した戦闘を楽しめる事ができるが、原神で某岩王帝君のせいおかげでシールドでありとあらゆる攻撃を防ぎ、スタレで某スターピースカンパニー戦略投資部最高幹部のせいおかげでシールドを絶えず張り続けていたため回避行動をまったくやってこなかったので戦闘がきっつい…こっちはミニゲームのジャスガすらできないんやぞ…火力のインフレについてはよくあるアタッカーの過剰なインフレではなく状態異常のキャラクターがおいたがすぎるくらいにはめちゃくちゃやっていると思う。アタッカーキャラよりめちゃくちゃ強いと思う。はじめて間もないが撃破で削って強攻で戦うより異常で押し込んだ方が速いと思う。
編成については同陣営で組むとシナジーが発生するので編成の自由度については他2作品に比べると少ないかもしれない。ちなみに私はデイリーのスタミナ消費はこのなんのシナジーも属性もてんでバラバラの顔面の良さでごり押し編成で遊んでいる。
育成は他の2作品にくらべてめちゃくちゃ楽。他のプレイヤーの装備の採用率や推奨ステータスなどがかなり見やすくなっており始めたばかりのプレイヤーもそれを基に育成できるのでとても楽である。これまでの他作品であった改修してほしい所やプレイヤーからの要望がとてもスピーディーに反映されている。
ただ、よくない面もそれなりにある。
まず先述のUIおしゃれすぎ問題でどこに何があるのかなどがちょっとわかりにくいかもしれない。私は初めて数日はコアスキル(原神で言うところのキャラクター天賦のようなもの)とレベルキャップ上げれば自動で解禁だと思っていた。
次にこれはホヨバゲ―共通の問題点ではあるがスキルの説明がとにかくめちゃくちゃに長くて用語も多くてなんも分からない。バビロンズのバビロンのセンチネルがフォールでイクシオンフェノメノンしてイクシオン体してるくらいにはもう何にも分からない。他のゲームもだいぶファルシのルシしている。ゼンゼロはシナリオなどが比較的わかりやすいのに急にスキルの説明になるとパージでコクーンしてしまっている。
公式のポータルアプリのスキル説明から引用している。こうやって見る分にはまだ読めるがゲーム画面の端の方に長々出てくるとマジで全く読む気が起きない。
で、ゼンゼロにはこれに輪をかけるのがステータス項目の多さである。こちらをご覧いただこう。
左から原神、スタレ、ゼンゼロのステータス画面である。ホヨバゲ―では会心率と会心ダメージというクリティカル率とクリティカル時のダメージ比率という共通のステータスがある。がそれ以外のステータスが多い!そして分かりにくい!いまだに衝撃と貫通がごちゃ混ぜになるし、貫通率と貫通値についてはいまだにわからない。この記事を書くにあたってちゃんと調べたら異常マスタリーと異常掌握の説明を逆にして覚えていた事が発覚した。
他の2作品と異なり必殺技ゲージの数値が全キャラ共通なので分かりやすいが、バラバラだったらもうわかんないよ…(※スタレ、原神はさらにキャラごとに必殺技ゲージの貯まる数かわるのだ)
クエスト・デイリーまわりについて
細かなクエストについてだが、主人公兄妹が伝説のプロキシ(ものすんごく雑に説明するとハッカー的な感じ)だがアカウントを乗っ取られたので小さな依頼からコツコツこなしていこういう流れがあまりによくできているので変な依頼やお使いクエストなども抵抗なく受領する流れは自然で、この点については素晴らしいと思う。デイリーについても10~15分ほどで終わるので本当に時間の無い時は最低限のことだけやれば済むのも忙しい社畜にとってはありがたい。しかもスタミナも上限まで貯まってしまったら予備として貯蓄し続けてくれるので、新しいキャラが加入して一気に育成したいとき、ディスク(装備品)の厳選のために周回したい時などに一気に使うことができる。このシステムはスタレから実装されているシステムであるが、ゼンゼロでも導入されて本当に助かるシステムである。
また、新規プレイヤーも過去のイベントの一部をプレイすることができる。過去イベントの常設である。過去イベントでのキャラクターの発言やメインシナリオに多少関わってくる内容のイベントが常設で新規プレイヤーもできるようになることで新規プレイヤーが「攻略サイトでオススメしてくる装備、入手方法ないじゃん」「なんでこのキャラによくわからないあだ名がついているのかわからない」といったことが解決するのである。
キャラクターについて
このげーむの あっとうてきな つよみは めちゃくちゃえっちな けもしつじが いることです。
可愛い女の子、顔のいいイケメン、でっっっかい臀部や胸部は失礼な言い方をしてしまうと他のゲームでも拝むことができるであろう。しかしどうだろう、このライトなオタクをも虜にしてしまうケモ執事の存在は明らかにホヨバースによる人類ケモナー計画の序章であることにいったい何人の人間が気づいているのであろうか?これは警鐘である。目を醒ませ、僕らの性癖がホヨバースに侵略されてるぞ。
冗談はここまでにしてキャラクターデザインはケモやマッドマックスのような衣装、メカなど他2作品と比べて尖っていて挑戦的である印象を受けるが、設定や属性などはオタク君の好きなものがこれでもかと搭載されている。個人的には少年キャラの実装も前向きに検討していただけると非常にうれしい。
まとめ
ここまでゼンゼロの面白いと思ったこと、もっとこうなって欲しい。こう感じたなどを好き勝手に記述したがいかがだっただろうか?総評としてはホヨバゲ―の中で最もユーザーの声がよりスピーディーに反映されているゲームである。
次のバージョンではついに初の限定サポーターキャラクターが実装される。ホヨバゲ―では限定サポーターはとにかくぶっ壊れているのだがここから先のインフレはどうなるのだろうか。他2作品以上のインフレが発生する事だけはおきてほしくない。
また、触れてこなかったが音楽もめちゃくちゃかっこいい。とくに戦闘GBMはこれゲームの楽曲か?というくらいにはおしゃれでクラブで流れてても分からない。それくらいにはおしゃれである。UIからBGMなにからなにまでスタイリッシュに特化しまくっているのでそれぞれのホヨバゲ―をジャンプに例えるとなんですか?と聞かれたらBLEACHと迷いなく答えるくらいにはとにかくかっこいい。少しでもイケメンケモ執事に興味がわいたらぜひプレイしてみてほしい。
次は崩壊スターレイルについて好き勝手に語っていこうと思う。ここまで読んで頂き誠に感謝いたします。
コメント