こんころでーす。長かったユース五輪と国スポもいよいよ終盤戦。5日間かけた参拝もいよいよ終了となります。参道の登り降りで足が満身創痍なんだが。ケーブル使ってるのにね。おかしいね。
今日のレビューはタイトルの通り。また三試合だ。国スポ成年女子とその他で本命同士の時間が離れているので、その間に参拝を済ませてきました。ということで、まずは国スポ成年女子から。
1.住吉 りをん SP65.75
GPF出場者の一人、住吉選手。フリーでは4回転も跳びます。
SPの曲は「Blood in the Water」。陰惨(言い方よ)で荒々しい曲調に負けない、パワフルかつある種のおどろおどろしさすら帯びたような演技です。めっちゃ印を結んでることからもわかるように、インド系の楽曲みたい。
シーズン前半はややミスが出続けていたプログラムですが、今回は3F+3Tの回転不足以外ノーミスで走り抜けてみせました。
2.樋口 新葉 SP63.32 6位
北京五輪シーズンの後に怪我による休養に入り、今シーズンから復帰した樋口選手。NHK杯からは3Aを戻そうとするなど、なかなかに強気な構成で試合に臨んでいます。
樋口選手といえばパッションに溢れた、エネルギッシュな演技が魅力。今シーズンのSPにも、そんな彼女の魅力が詰まっています。StSqは本当に至高の領域だと思う。休養中に追加された難出ルールをものともしない足換えコンビネーションスピンもよき…でもよく考えたら足換えコンビネーションなら難出ルール関係ないかも(←アホ)。3F転倒は以前もミスしていたので、癖になっていないかちょっと不安ですが…それ以外は完璧です。
3.松生 理乃 SP69.37 2位
グランプリシリーズカナダ大会では表彰台に登るなど、今シーズンは比較的快調な松生選手。今回もほとんどノーミスの演技で2位まで上がってきました。滑らかに一筆書きをするようなスケーティングが良いですね。一つ一つの技術要素も美麗。アテンションマークは滅びろ
4.河辺 愛菜 SP56.84 9位
今シーズンはなかなかに苦しんでいる様子の河辺選手。特にフリーがかなり難しいようですが…今回はSPでもミスを出してしまいました。転倒より抜けの方が痛いですからね…(転倒だと減点、回転抜けだと点数が消える)。とはいえ、リンクにいることを忘れそうなほどにダンサブルなStSqはお見事。
5.坂本 花織 SP79.66 1位
ずっと1位の人。これが当たり前みたいになってますが、上位をキープするってめちゃくちゃ難しいことだと思います。本当に凄い。
SPは一点の曇りもなし。代名詞の2Aに至ってはGOE(出来栄え点)満点を叩きだしました。今更ですが、フィギュアスケートの技術要素の得点は基礎点+出来栄え点で決まります。基礎点に応じて出来栄え点の幅も変わるよ。
表現面も素晴らしいですね。生命の誕生とその瞬間に溢れ出すかけがえのない喜びが、圧倒的なスケールを誇るそのスケーティングによって存分に表現されています。
国体成年女子はこの辺で終了。今週は四大陸も控えてるんですよね。デスマーチかな?
次はユース五輪。テクニカルが鬼畜の極みでしたが、その辺はあんまり触れません。上位2名の得点はいつもより10~15点低いよ、ということだけ頭に入れておいてください。
1.島田 麻央 FS125.94 総合1位
SPでは見事不調からの復活を果たし、1位につけた島田選手。フリーでも、4T以外のジャンプは全て着氷した上でスピンのレベルも取りきりました。特にスピンが素晴らしいですね。ChSqのスパイラルも推進力が感じられてとても良い。しばらく抜けまくっていた3Loも帰ってきて、世界ジュニアに向けての弾みも付けられるいい試合になったのではないでしょうか。
2.シン・ジア FS125.35 総合2位
SPではコンビネーションを落としてしまい、やや出足が遅れてしまったジア選手。それでもフリーはノーミスの演技で自国会場を湧かせました。ノーミスです。どう見てもノーミス。麻央ちゃんも1-2ミス。異論はISUが認めても私が認めない。一つ一つのジャンプやスピンがとにかく美しいんですよね。国内大会でシニアに混ぜても1位になれるのも納得の仕上がりです。
3.高木 謠 FS115.97 総合3位
なんと最終滑走に回った高木選手(ジュニアの滑走順はグループごとに抽選みたい)。事前に優勝候補2名が演技を終えた中で、しかし緊張しすぎず、ミスを最小限に抑えました。1Lzはちょっと緊張が出ちゃったかもしれませんが、そこから決壊させないのは凄い。序盤と中盤と終盤の雰囲気の違いもしっかりと出ていて、表現面でも楽しめるプログラムでした。
ユース五輪レビューは以上となります。やっぱりテクニカルスペシャリストを表に引きずり出したくなりますね。順位はいいとして、上位2名はどうしてこうなった?それはそれとして、次は国体成年男子FS。
1.織田信成 FS148.16 総合3位
SPは冒頭の構成こそ落としたものの、ミスなく纏めて3位に入った織田選手。フリーでは冒頭で4回転を見事成功させました。
しかし、体力的な問題なのか演技を纏めきれてはいませんでした。ジャンプの準備動作がやや長めだったりと、流石に若い選手に劣る箇所もいくらか見受けられましたね。とはいえ、ジャンプやスケーティングの質そのものはかなり高く、流石はベテランといったところ。
2.杉山 匠海 FS122.86 総合7位
SPはほとんどノーミスの演技で5位に入った杉山選手。しかし、フリーはどうも地に足がついていないような演技になってしまいました。3Aがやや壁に近い他、タノ(片手/両手上げ)ジャンプを多く組み込んでいるので、そのあたりが関係しているのでしょうか。とはいえ、最後のリカバリーは見事でした。
3.友野 一希 FS184.14 総合1位
SPの大事故から、大逆転優勝を果たしました。そりゃ狙える位置にはいましたけども。
フリーの「halston」は、賑やかな演技を得意とする友野選手としては異色の選曲。そんな彼の挑戦は、全日本で一応の完成を見たと言っていいと思います。演技後、張り詰めた空気が解けると同時に少しずつ歓声や拍手が溢れ出す。そんな演技でした。
さて、国体での演技ですが、全日本より構成が上がりましたね。今シーズン序盤から示唆していた4T+3Tのコンビネーションが、完璧に決まりました。4Sも若干の乱れで済ませていましたし、今シーズン一番の出来と言っていいでしょう。StSqから演技終了までの一連の流れも、相変わらず素晴らしい。エネルギーの収束と解放、そして余韻。どこを取っても美しい演技でした。国スポアーカイブは明日の10:30から開放みたいですね。見てね。
これにて本日のフィギュアスケートレビューは終了。ユース五輪の惨状で\(ᯅ̈# )/<アワワワワ となってしまいましたが、有識者のツイートを見て一応は落ち着きました。でもちょっと厳しすぎる採点だと思うの
ポリネシアン参拝 5日目
さあさあ、参拝もいよいよ大詰め。今日は本殿にお参りしていきたいと思います。例によって本殿の写真は0です。
お手水をしようかと思ったら柄杓が消えていたので、お手水はカット。どうせ硬貨(賽銭)握ったら汚くなるので、しようがしまいが大差ありません。きっと。てか神社によくあるガラガラも無かったし。
5円を賽銭箱に超☆エキサイティングして、一礼。ブログところくさんがバズりますように。就職が決まりますように。できればホワイトな生ぬるい企業か売れっ子作家か地方公務員(事務)がいいです。あとお金ください。毎月810万円の鳩シックインカムなんてどうでしょう。
終わったら物販で鳩グッズを買って、裏参道から帰還。表参道とは微妙に違った恐怖があります。
街に出たら、鳩もなかを買います。結局5日目に回してしまいました。うんうん。これもまたポリネシアンだね。
こちらが購入したもの一覧。鳩みくじ、鳩てぬぐい、鳩もなかです。偶然にもころくさんカラーが多いですね。
それでは、鳩みくじをオープン。
…見えてます?
図星を突かれたような気分です。就活中なので。とりあえず性意…じゃなくて、誠意をもってころく八幡大神の恩恵を受けたいと思います。←罰当たり野郎
さ、鳩もなか食べよ。
HA???????????????
あんこ別々タイプでした。潰した粒あんっぽい。
そーれっ。
ころもなか、完成です。かわいいね。実食した感想ですが、おかきみたいな味がしました。作りたてもなかってこんな感じなんですね。
これにて、5日間のポリネシアン参拝が終了しました。足が痛いでござる。二度とやりたくないでござる(出不精侍)。みんなは普通に参拝しようね。
コメント