皆さんこんころです。割とお久しぶりかもしれない。
今回から、私のブログは再びスケートへと戻っていきます。昨シーズンのJGPは第4戦からやってた気がしますが、今シーズンは日本勢+αに焦点を絞る感じで7戦分出していきたいですね。
あと昨シーズン分は置いといて、今シーズンは万人が見れるブログを目指します。多分。
というわけで本題へ。…の前に、スケートとはほぼ関係ありませんが近況報告。
ライカンが!引けたよ!
(指名で)
氷属性だから一ミリくらいは関係あるよね(ない)。以上、近況報告でした。
(一回マスターテープ交換ミスってころくさんばりの悲鳴上げながら課金する羽目になったのは内緒だ)
1.櫛田育良
SP:66.36
ジュニアという枠を感じさせない、類稀なる表現力を持つ櫛田選手。昨シーズンの全日本で披露できなかったFSは継続。今シーズンはシニア構成の「リトル・プリンス」にも期待です。
SPは「Sway」。「揺れる」というタイトルに見合った流動的、それでいて踊りまくる振り付けを華麗にこなしました。衣装も良いですね。各技術要素も完璧に決め、特に3Lz+3Tは本人比でかなり安定していたように思います。
課題はリンクカバーの狭さかなと思いますが、これはまあ仕様上仕方ないという感じ。足元の動きも凝りに凝ってますし。個人的にはステップ時の音を活かした振り付けが好き。
FS:99.65
フリーは継続の「リトル・プリンス」ですが、ジャンプ構成がちょっと変わっています。単独2A×2だった部分が3Loと2Aになったり、ジャンプシークエンスが入ったり。
今回は少々上手くいきませんでした。まあそんな日もあるでしょう。表現自体は変わらず極上のものですが、ジャンプが揃わないと雰囲気があまりよろしくないので揃ってほしいところ。
2.島田麻央
SP:71.67
ジュニアでは無敗、シニア戦含めても表彰台を維持し続けるジュニア界の絶対女王・島田麻央選手。今シーズンも素晴らしい演技でスタートを切りました。
SPはミュージカル「ウィキッド」より「Defying Gravity」。「ウィキッド」はノベライズも本屋に並んでいた気がするので、よろしければ読んでみてください。(読書感想文の締め切り伸びるなら私もこれで書いてみようかな…でも教習所と就活で予定がギッチギチ…)
バグった得点表示を魔法で直すシーンが印象的スケートの安定感、広がりの素晴らしい演技でした。とはいえ、島田選手ならもう少し広々とした世界観を演出できそうな気がします。
技術要素としては、FCSp以外は完璧ですね。特に3Lz+3Tには磨きがかかっていました。ただ2Aはちょっと回りすぎた気もする。
キャメルスピンに関しては前からレベルを落としがちなので、やや苦手なのかもしれません。
FS:133.19
フリーは「窓から見える」。日本の四季と死生観を照らし合わせるような曲です。
盤石の成功率を誇る3Aは珍しく崩れてしまいましたが、4Tはダウングレードしがちなところをアンダーローテーションまで持ってきました。その後の要素は危ないところもあれど、ほぼ完璧。3Lzまでのジャンプは調子が良さそうですね。あとは振り付けをもうちょっと詰めて欲しいところですが、4Lz投入計画があると仮定するなら厳しいかな。
ここから男子。
3.高橋星名
SP:81.05
昨シーズンは選考会がよほど不調だったのか、ノービス王者にも関わらずJGPS派遣がなかった高橋選手。まあ今年デビューのノービス王者(岡崎隼士)も派遣あるか微妙っぽいですし、今のJGPS選考はかなりシビアなのでしょう。
SPは「This is me」。音に合わせた明快な動きと演技のスケール感の両立が求められる楽曲ですが、どちらも高いレベルでこなせていたと思います。あと動きがいい具合に柔らかい。技術要素を見ても、3Lzがやや不安なくらいでまあ完璧でした。3Aも助走はあれど軽々と跳んでいきましたね。
得点は81.05。なんとシーズン初戦、それも世界デビュー戦から昨季ジュニア男子のシーズン最高得点を超えていきました。
FS:148.61
ほんとなんで昨シーズンの派遣無かったの???
ジャンプの着氷といい、コレオシークエンスといい、体の柔らかさをこれでもかと生かした演技でした。「冬」の冷たさを演じるにはやや明るすぎる気もしますが、「春」パートでは表情も相まって温かみを感じられましたね。
技術は文句無しにいいですし、柔軟性にも富んでいるので、あとはジャンプが安定すればいいかなという感じ。今回は揃いましたが、危なっかしいといえば危なっかしい方に見えますし。
4.中村俊介
SP:68.39
多分ジュニアラストシーズンの中村選手。SPは「Larger than Life,Everybody」。長ったらしいよくわからない曲名ですが、まあまあ有名なフレーズが後半に来るので「あ、この曲知ってる!」となれるのはほぼ確実。
シニア寸前なだけあり、滑りの良さは群を抜いていましたね。3Aも軽々。しかしコンビネーションが抜けたり、3Fがやや詰まってしまったりと、技術要素を見ると微妙な演技になってしまいました。まあ点数はコンビネーション無しにしてはいい方です。
FS:144.34
フリーは「イオチサロ」。スケートだと小塚崇彦選手のものが有名でしょうか。直近で言うとイタリアのフランジパニ選手も昨シーズンフリーに使っていました。
最初の4Tは少し乱れたものの、決めるべきところは確実に決めた感じです。ただ助走は長め。多回転周辺以外の要素が良いだけに、残念といえば残念な部分かもしれない。
今回の感想は以上となります。海外選手はチェックしてる時間がないでござる。申し訳ない。
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