FaOI(B)感想

こんころで〜す。今日はFantasy On ICEのBツアー(神戸・静岡公演)の感想を垂れ流していきたいと思います。例によってBS放送からです。CSは家庭の事情で買いづらいですし、ライビュは予定が入ってて行けませんでしたので…。

1.三原舞依『Survivor』

三原さんといえば「シンデレラ」や「戦場のメリークリスマス」、「Fairy of the forest」に代表されるような、所謂ヒロイン的存在を想起させる楽曲や幻想的な楽曲の表現に定評がある選手。しかし今回は、重厚感のある楽曲に挑戦してきました(過去に「恋は魔術師」もやってたけど)。

重たいながら盛り上がりのある楽曲に合わせた、キレのあるダンスが印象的でしたね。曲の緩急に合わせた振り付けの切り替えも見事でした。こんな感じの競技プロも欲しい。

2.ハビエル・フェルナンデス『Bull Fighter』

Aツアーにも出演していたフェルナンデスさん。今回はスペインが舞台の名作「カルメン」に合わせ、闘牛士に扮した踊りで魅せてくれました。引退から割と経ってるはずですが、体のキレは現役選手にも劣りません。

余談ですが、途中に排便シーンがありました(絶対違う)(でもSEがなんかそんな感じで…)。

3.宮原知子『Minor Blue』

プロスケーターとして世界で活躍する宮原さん。今回はステファン・ランビエールさん振付の新作(多分)を披露してくれました。ところどころに入ったスピンや繋ぎの動きが曲を絡め取っているような演技でした。

これはどうでもいい話ですが、何かを持ち上げるような振付が倉庫でブロッコリーの箱を持ち上げる時の私みたいでした(失礼)(一緒にするな)。

4.友野一希『他人の関係』

一青窈さんとのコラボプログラム。関係ないですけど一青窈(ひとと よう)とか絶対読めない名前じゃないですか?Simeji抜きの私じゃ打つのにも一苦労なんですが…

『他人の関係』自体はカバー曲のようで、元は昭和歌謡らしいです。それもあってか、どこか古臭い雰囲気も見せるプログラムになっています。「氷艶」や「滑走屋」で共演している高橋大輔さんにも近しい雰囲気がしますね。おじさまってわけではないですが、ちょっと大人感があります。

5.パパダキス/シゼロン『BACH』

北京五輪優勝などの実績を持つフランスのアイスダンスカップル、ガブリエラ・パパダキスさんとギヨーム・シゼロンさんのプログラム。バッハの落ち着いた楽曲と、二人の生々しい、人間らしい演技が不思議と噛み合うものになっています。ちなみにAツアーでも同じプログラムをやってました。

6.田中刑事『River』

石井竜也さんとのコラボプログラム。またしてもガンダムオンアイスが始まってしまいました。まあどう考えても狙ってますよね。Aツアーの西川さん同様一番上に載ってましたし。よりによってどっちもSEEDだし。羽生さんから意見貰ってアーティスト決めたのかな?

曲調としてはそれこそ川の流れのような、途中に違いはあれど似たようなフレーズを繰り返す感じになっています。それだけに演じるのが難しそうですが、結果としてはなかなか上手くいっていました。やるせなさと主人公感が両方出てて良かった。あと服装がキラの私服の尖りっぷりをオブラートに包んだようなものでしたね。

7.坂本花織『Shine』

家入レオさんとのコラボプログラム。こういう「まともに明るい」プログラムを坂本さんがやるのは何気に珍しいかもしれない。オモロかかっこいい方向か”思想”に振りがちなイメージがあるので(最後は8割方リショーのせい)(未だWomanに魂を囚われているアカウント)。

季節に合った、弾けるような爽やかさが印象的なプログラムでした。最後の自撮りも若さが出てて良い。

8.三原舞依『ハナミズキ』

一青窈さんとのコラボプログラム。こんなん曲名と演者見た瞬間間違いないってわかりますよ。ベストマッチが過ぎる。

予想通り(予想以上とも言う)、曲調や歌詞に合った祈りや優しさを感じられるプログラムになっていました。

9.織田信成『桃太郎』

ラップらしき何かが流れ出した時は何事かと思いましたが、水曜日のカンパネラさんの楽曲だったようです。そういうネタ曲なのね。

犬、猿、雉のぬいぐるみを引き連れていましたが、彼らはお飾りです。プログラムとしては様々なジャンプを織り交ぜたものになっており、腑抜けた歌詞(言い方よ)が続きながらもアップテンポな曲調によく合っています。ジャンプしまくるので、ちょっとだけ映った舞台裏では当然の如くクタクタになっていました。もう30代半ば(後半だっけ)ですしね。

10.シゼロン/ランビエール『Symphony No.3 Op.36』

ギヨーム・シゼロンさんとステファン・ランビエールさん。共に振り付けもこなす超一流スケーター同士のコラボレーションプログラム。

…なんですが、正直私の脳みそでは理解が追いつきませんでした。なんか凄いのはわかるんですが、深く理解するには至らない感じです。これ目当てで見たはずが終わってみればただ呆然としていただけという。誰か助けて。

 

…以上、FaOIBツアーの感想でした。書いてませんが友野くんのHappy Jazz再演はとても良きでした。

3

コメント

タイトルとURLをコピーしました