このブログを文芸誌の宣伝用に作り始めてから早一ヵ月、どうやら本当に宣伝効果があったらしく、腐女子大学過去問や大人の読書感想文アンソロジーをDLで購入してくださる方が増えた。
腐女子大学過去問、思い入れのあるアンソロジーである…
なぜなら生まれてはじめてつくった同人誌であるからだ!
その頃の私は同人誌制作に憧れていて、なんとか自分でも同人誌を作れないものかと考えていた。
しかし、私は字書きでも絵師でもなく、小説を書けなければ、漫画も描くことができない。
つまりは、やりたい気持ちだけがあって、能力がそれに見合ってない状態。
ではどうやって、作ればいいのか?フォロワーに相談してみた
「字も絵もかけないんだけど、どうやって本を作ればいい?」
今思うとアホである。順序が逆というやつ。形にしたいものがあって結果的に形になるのではなく、形を作ることを目的として後から中身を作っていくやり方だった。
だけれども、フォロワーも物好きであった。
「だったら、いつもやってる腐女子大学過去問を形にしてみたら?」
「同人誌作ったことないけど、やってみるわ!」
それから紆余曲折あってできたのが腐女子大学過去問である。
本当にやり方がわからなかった
だけれどもアイディアだけは湧いてきた
・過去問にするなら、解く問題のバリエーションがあるといいし、自由度の高い問題がいい
・腐女子が読めそうな漢字クイズがあると楽しそう
・文字だけだと飽きるかもしれないから、イラストの問題も付け足したい
・どうせなら冊子に書き込む時に白く手触りのいい紙にしたい。あと書き込みたくない人向けに解答用紙をつけたい。
・受験票や願書もつけて、過去のジャンルを書き込めるようにしたい。自分の性癖を書くスペースが欲しい
そんなんで協力してもらった人の数は20名を超え、
印刷、その他掛かった費用は20万超え、
つけたノベルティの数は5種類、
刷った部数は140冊、
という大規模アンソロジーになった
もちろん、一つ一つの梱包は自分一人でやった。頭も腰も当然痛くなった。
ここまでして一冊も捌けなかったらどうしようという不安は、杞憂に終わった。
なんと発売開始から数時間で完売してしまったのだ。
中身は・冊子
・受験票
・願書
・解答用紙5枚
・ボールペン
・蛍光ペン
だった
捌けた安心感で一気に気が抜けてしまい、その後は音沙汰ナシだったのだが、最近DL版で購入される方が増えたので思い切って再販してみることにした。
中身は面白いし、絶対満足してもらえると思う。
今回は
冊子に背表紙をつけてみた。これで本棚に入れても安心である。絶対に親に見つかるから
高価なボールペン類は予算の関係上はつけないことにした。
紙類は解答用紙が5枚から3枚に変更することにした。いざという時はコピーがある。あとすごい嵩張るのが原因だ。
値段は通常価格1800円のところを文芸誌発行記念で期間限定で1500円
これでもわりと安く抑えていると思う。印刷所は緑陽社なのだ。
ちなみにDL版には書類のデータや問題の元ネタ集もついていたりする。
ネタに困ったら見てみるといいかもしれない。
Twitterでは#腐女子大学過去問 で出題中!
あと2年後くらいには新年度版も作る予定。あるいは過去問の問題の回答集も面白いかもしれない。
というわけでroostarsの同人活動をよろしくお願いいたします。
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