初めまして、謎の宝石マニアです。
皆さんは「ルース」と聞いて何を思い浮かべますか?
「ルース」とは、アクセサリーなどに加工されていない石そのものを指し、「裸石」とも呼ばれます。
私は宝石が好きなのですが、アクセサリーに加工されているジュエリーよりもルースの方を好んでいます。
それはなぜかと言うと、ぶっちゃけメインになるルースの大きさが大きくなればなるほど、ダイヤなどのカラーレスだけど綺麗なものに囲まれてお花モチーフだったりとかそういうものにされてしまう事が多いからです。
あとこの石はリング、この石はネックレスがいいなど拘りが強く大抵が私の好みじゃないってことが⋯⋯。
いや、ダイヤで囲まれてるとかええやん? と思うでしょう。しかし私はルビーやサファイアといった、カラーストーンを好んでいる身。
ダイヤは確かに綺麗だけど集まったらビカビカ光って、メインの石が霞む〜〜〜!!!!
なんてこともよくある話。
そんなこんなでありとあらゆるカラーストーンがダイヤに囲われているのを、ダイヤを毟り取って業者に「なんやこいつ」って顔をされてきた私が。
初めてカラーありのダイヤモンドをお迎えしたのでそれを記事にしたいとこの度筆を取りました。
出会いはいつも懇意にしているジュエリーショップの、年に4回程ある他社を招いての展示会でした。
その日は労働に次ぐ労働、とばかりに連勤に勤しんでいたため、もう閉店一時間前くらいといった頃でしょうか。ゆっくり展示を見ることは無理でも私のお気に入りの指輪を綺麗に磨いてもらおうと、とぼとぼお店に向かったあの日。
「宝石マニアさん!! 良い子いてますよ!!」
と駆け寄ってきたのはいつの間にかそのショップの店長に大出世していたわたしの担当です。何ヨォ良い子ってぇ、その前にやべぇ石迎えたじゃん(これはまた別の機会に書きます)
と思っていた私の眼前に突如として現れたのは、四石のブルーダイヤと一石のグリーンダイヤでした。
それまでのわたしは正直 ダイヤって心惹かれなかったんですよ。カラーレスダイヤは煌びやかで確かに綺麗なんですが、綺麗ではあっても個性がないと言うか。
カラーストーンの醍醐味は同じ産地、同じカラット、同じ石、同じカットであっても、全く同じ色はない個性があります。同じ様に見えても艶、テリ感が違ったり、ムラがあったり異物やインクルージョンなど、様々な違いがそこにある。でもダイヤはランクの差があれども皆んな同じに見えてしまう。
ですが、今回お出しされたカラーダイヤ達。
流石に天然では御座いません。天然だったら億といった額ついちゃう大きさなので、一般人のわたしにそんなもん手が出せるはずもなく。
私にお披露目されたのはカラーレスダイヤに放射線照射+アニーリング(加熱)で人の手を加えてカラーダイヤにされたトリートメントダイヤです。
それがまぁ〜〜〜〜〜なんと!!!
シャインマスカットのようなイエローグリーン系のプリンセスカットのグリーンダイヤモンド。(四角いやつ)

そしてマーキースカットの澄んだ湖の様なブルーダイヤという。私のユニークなカットをした珍しい石好きという性癖に猪突猛進されてしまい。(石のカットの名前はすみません色々あるのでお調べください)
ただ、流石に連続で石迎えるのは辛いなぁとお断りしようとしたんです。最初は。
本当だもん嘘じゃないもん⋯⋯。
ただ、そこでわたしは一点気付いてしまったのです⋯⋯。
マーキースカットのブルーダイヤの先端が、欠けてしまっている事に。
「あら、欠けてる⋯⋯」
そう小さく呟いた瞬間、やっぱり私に石を勧める業者のプライドでしょう。
「この子は残念ながら⋯⋯」
とドナドナされてしまいそうになりましたが、そういった子は大抵廃棄に回されてしまうのを知っている私が放っておけるはずもなく。
「や、ヤダーーーーーーー!!!!!」
と某小さくてかわいいやつばりに、大きくて可愛くないやつが抵抗しました。何を隠そう私は筋肉質な上に脂肪がついたどすこい体型、早々勝てる相手がいるはずも無く⋯⋯。
業者さんが「マジかこいつ⋯⋯」って顔してましたが知りません、気付かず見せた方が悪い精神で奪取し、ブルーダイヤちゃんは破格の値段で我が家にお嫁に来ることとなったのです。
我が家にはレアストーンが割とあり、それらをハレムの奥方達と呼んで可愛がっています。
ブルーダイヤちゃん、そしてグリーンダイヤちゃんは無事に我が家に来たのですが、今はハレムの第一夫人とエースといった奥方達に教育されているかもしれません。
ハレムのメンツ達の事も、追々書いていく事といたしまして、ブルーダイヤ&グリーンダイヤちゃん達についてはこの辺までといたしましょう。
それではまた、次回があれば謎の宝石マニアとハレム達の出会い編、お楽しみに!!



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