【notte stellata 2024】2日目ライビュを観たオタクの叫び

こんにちは!
今更ですがnotte stellata 2024の2日目のライビュを観に行った時の叫びを綴ります!

単独アイスショー以外を観るのが初めてだったので、どんな感じなのかワクワクドキドキでしたが、Ice Storyシリーズよりエンターテイメントに近い形ながらにしっかりと座長(羽生くん)を始め、ゲストの出演者たちの想いや祈りを感じる公演でした!

また今回も特にグッときたプログラムをいくつか叫ばせて下さい。

notte stellata【羽生結弦】

本公演のタイトルの一曲!
GIFTで予習した曲や!と思いながら観ました。
個人的に思うアイスショーの最大の醍醐味だと思うのですが、やはり曲順で大きく印象が変わるのが楽しいです。
前日に観た「いつか終わる夢」の後の「notte stellata」は、それまでのプログラムを振り返りながらこれからの羽生くんの人生に光あれ…!(涙目)としみじみしんみり…という気持ちで観たのですが、今回は最初の曲なので心にスッと入ってきて暗闇に希望の光がポッ…と灯り、輝きが広がる印象を受けました!

 

waka waka【シェイリーン・ボーン】

エキゾチックな一曲でとても楽しい!
ここでこのアイスショーの凄さに気が付いたのですが、フィギュアスケート選手と振り付けやコーチングをする側の人の滑りの表現したい事の差に気がつく…!
選手の滑りは動きのキレやスポーツ感を感じるのに対して、振り付けを考える側はしなやかさやユーモアを全身で魅せる!!
デザイナーと芸術家のようなそれぞれの分野を感じさせるものを一度に観られる貴重な機会になりました!

 

Carmina Brana【羽生結弦&大地真央】

アイスショーって…自由だな…!?(失神)

運命の女神に扮する大スター、大地真央さんは女王の風格や圧がすごい!
ビジュアルがミュージカルに近く、ディズニーの白雪姫の女王の様なキャラクターが具現化しておりました。
途中で御召し物が変わって悪の女王から一転、白鳥のように美しく優雅な女神様に変わるのも素敵…♡

女神と運命に翻弄される無垢な少年を演じる羽生くんの輝きも融合して【大(フィギュア)ス(ケー)ター】の一つの物語が生まれたのであった──────

最ッ高の高〜!!!!

→RE_PRAY←とGIFTの反動で物語を吸わないと満足出来ない心と身体になっちまったオタクなので、今回の公演でストーリー性がギュッと凝縮されていた「Carmina Brana」を観て、またIceStoryシリーズに組み込んで共演して欲しいなぁと思いました…どうです…か!羽生くん!スタッフさァん!!(淡い期待)

めっっっちゃくちゃ余談だし、前日にGIFTを視聴したオタクの解釈になってしまうのですが、曲の途中にドアを必死に叩くようなジェスチャーが織り込まれてるのを観てGIFTのとあるシーンを思い出しました。

「でもそこにドアがあるのはどうして?」
「それは、君自身がつけてるドアだよ」

運命の残酷な女神に翻弄されつつも、自分自身が心にドアをつけてしまったような葛藤と、後半の「Danny Boy」や「希望のうた」でそれを乗り越えた姿を見せて一つのストーリーとしてまとめているように感じました。

 

Saturday night fever(Stayin alive)【無良崇人&田中刑事】

丁度土曜日の夜だったので
「人生でこんなにちゃんとしたサタデーナイトにサタデーナイトフィーバーする事ってある!?」
というくらいにサタデーナイトフィーバーでした…ナイスな選曲…。
今回のショーをシンプルかつ無良崇人さん、田中刑事さんの見事にカッコいい滑りでリッチに楽しめる一時でした!

the light shall never fade【ビオレッタ・アファナシバ】

スケートの概念がいい意味でブッ壊れる人間離れした曲芸のような自由なフラフープ技!
滑りながら沢山のフラフープを回したり投げたり、ポップチューブ(蛇腹のおもちゃ)のようにしたり出来るんだ…!?

今回のショーで特にエンターテイメント性が高いものになっていたので、本当に素敵なゲストだなぁと思いました。
かなり皆に観てほしい、皆観て!!!

Danny Boy【羽生結弦】

一 番 号 泣 し た
Xのフォロワーさんが1日目をレポしてくれたお陰で、予め歌詞を見て一番今回の公演の意図や被災地への悲しみ、慈しみ、前を向く気持ち、祈りなどあらゆる想いを馳せられた一曲。
とても美しくて、儚くて、繊細で、羽生くんの地元への思いやりを感じる歴史に残るような素晴らしい時間でした!

あまりに美しすぎていい意味で生きた心地がしなかった…ここが天国ですか?

 

まとまりきらないまとめ

今回はエンターテイメント寄りの楽しめるプログラムの編成やゲストで、本当に観て良かったな〜と観た後に噛み締めていました。
アイスショー+ミュージカル+パフォーマンスという感じ!
ジェイソン・ブラウン他、海外や国内の著名なゲストが揃っててフィギュアスケート初心者に!こんなに素敵な人々をッ…観せてもらって良いんですか!?という顔触れでした。
最後に全員で滑る時には、同じ曲であれ各々の特徴を活かした滑りを感じて、同じピアノ曲を演奏しても奏者が違うと表現の仕方で全然違う曲に聞こえる感覚に似てるなぁと視覚と頭をフル回転させて観てしまいました。
羽生くん、ゲストの皆さん、スタッフさん、新しい体験と感動をくれてどうもありがとう…いつもありがとう…!

大衆向けではありながら重たいストーリーもしっかり描きつつ、無垢な少年のイメージの映像の背景があまりにファンシー過ぎて、お○あさんといっしょに出てた頃の羽生くんという強めの幻覚を吸わされる中毒性の高いシーンも有り、GIFTや→RE_PRAY←との温度差も楽しめて更にクセになります、本当に!
一度は観てみな、飛ぶぞ!!(トリップ)

ライビュの整氷タイムも中継されてて初めて整氷シーンを観られたのも良かったです。
やっぱり氷…大好きだな…。

そして今回、→RE_PRAY←を観た時より様々な人との繋がりができ、羽生くんのフォロワーさんから色々な情報が巡ってきて、現地の飲食店の宿泊施設、交通機関、全国の映画館…とそこに行く前や後にちょっといいものを食べたり体験したり…俯瞰で見た時にあらゆる形で被災地への支援に繋がっているのだなぁと一気に視野が広がりました。

3.11の震災で停電してしまった時、私は従兄妹の家で懐中電灯の灯りを見ていました。
他にも様々な人々が懐中電灯、車のランプ、携帯、ろうそく、ランタン、星の光…何気ないけどあらゆる光を頼りにしたかと思います。
悲しみが消える事はこの先ずっとないけれど、何かしらの光を頼りにしたお陰で今の日常や自分や周囲の人々が在るのだなぁとふと振り返り、皆が少しでも、これからも心穏やかに過ごせますように…と祈るのでした。

 

超超超ちょうどいいかんじの余談

今回のライビュで、座席に座って始まる前に一息ついてたらお隣の方が

「本日隣の者です。よろしくお願いします!」

こ、こ、こここれは…

同人誌即売会の隣のスペースの人に挨拶する時だ!!!(オタクの感想)

そこから上映前、整氷休憩時に雑談し「落ちたのは何時?」とか、カルミナブラーナに圧倒された話、→RE_PRAY←やGIFTの感想、ほぼ日の感想など様々な会話をして楽しい時間を過ごしました。
羽生くんのファンとリアルで喋るのも初めてだったし、映画館に行って初対面の隣の人と感想をリアルタイムで語り合う経験ってとても貴重な経験でした…あったかい…マジあったかい…!

ここを見ているかはわからないですが、口下手な自分に話しかけて下さりどうもありがとうございました!!

そして拙い文章ですがこの記事を見てくれている方々も、本当にありがとうございます!!
いちオタクの叫びをここまで見て頂いてとても嬉しいです。

色んな気持ちが溢れ出てきますが、また長文になりそうなので、映画館を後にする時に隣の方とお互いに自然に出た言葉で締めたいと思います。

「また会いましょう!」

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コメント

  1. アバター オキナガシズカ より:

    うんうん。そうそう!と頷きながら読ませて頂きました!私はニース落ちだけと、競技場には行った事がなかったのでテレビ前ファンのままでしたが、GIFTが当選し、現地でロミジュリが見れ号泣でした。これからも羽生君の推し活に励みます。

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