ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉
見てきました!!!!!
特典はタキオン!!推しだやったーーー!!!!
見終わった後、パンフ買いました。
いやーーーーーーー。
ころくさんが行けって言うから、仕事終わりに着替えて速攻映画館まで走ったんですが、
見に行ってホントに良かった…!!!!!!!!!
映画やってるなーとは思ってたんですが、ウマ娘自体、アプリから離れて久しく(リリース当初めちゃくちゃハマってた)、アニメも2期まで、映画の主役である01世代を良く知らないというのもあって、行くかどうか悩んでました。
職場でパンピーの同僚に「うまぴょい映画やってるけど、面白いかなあ?」と聞かれて、「んーー、どうなんだろうね??」という一般人的回答したぐらい、劇場版の情報一切知りませんでした。
というわけで、ほぼまっさらな状態で映画を見に行ったのですが……。
いや、マジで泣いた。
というかですね、私アプリやってた頃の推しがゴルシとタキオンだったのですよね。
で、もちろんURAシナリオはクリア済み、タキオンの史実も知ってます。
もーーー、見ててこの先を知ってるからこそね!!!!!!
あうー、あうーっとなるわけですよ!
そしてやはり……な展開になっていくのですが……。
劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』予告【5月24日(金)公開】
ジャングルポケット
今作の主人公は「ジャングルポケット」というウマ娘です。
この名前に聞き覚えのある人は多いと思います。
そう、お笑いトリオの「ジャングルポケット」がトリオ名の由来とした競走馬です。
このジャングルポケット、通称ポッケが本当に熱いんです。
元々、街の走り屋的なフリースタイル・レースで仲間の荒くれ者達を率いるリーダーとしてブイブイ言わせていたポッケですが、ある日見に行ったレースでフジキセキの走りに魅せられ、彼女を追いかけて公式レースの世界に飛び込みました。
もうここまではTHE☆王道主人公。
今までの主人公も似たような感じでしたが、彼女はとにかく熱い!熱血!!
どちらかと言えば、ヤンキー漫画の主人公に近い。
地元じゃ負けなしだったポッケも、初めて自分よりも強いウマ娘に出会います。
それがアグネスタキオン。
光速をも超える架空の粒子“タキオン”の名を冠する彼女の速さは異次元のもので、ポッケはその圧倒的な速さの前に公式レースで初の敗北を味わいます。
ここから彼女たちの物語は幕を開けるのです。
この映画、とにかくポッケとタキオンの関係が熱い!!!!
ポッケはタキオンの圧倒的な速さに脳を焼かれてしまいます。
それはもう強烈に。
ここらへんのタキオンの描写がもーーー、神がかってて…!!
見てたこっちも脳焼かれてたので、そりゃ目の前で見てたポッケは脳破壊されますわってくらい、凄まじい走りでした。
というかこの映画、“プリティ”ダービーなのに、お出ししてくるものが『あしたのジョー』や『はじめの一歩』なんですよ。熱い!!というか暑苦しすぎる!!
これまでのアニメも熱い展開はとにかく熱いことに定評がありましたが、『新時代の扉』はそのさらに上を行く暑苦しさでした。
主人公がジャングルポケットなので仕方がないのだろう。
というか製作協力に『グレンラガン』や『キルラキル』の「TORIGER」がいるという点で、どれだけ暑苦しいか察して欲しい。
アグネスタキオン
ウマ娘をご存知の方であれば当然周知の事実かと思いますが、アグネスタキオンと言えば、狂気のマッドサイエンティスト。
彼女は「ウマ娘に眠る更なる可能性」を追い求め、日々研究に勤しんでいます。
原作の方では、なんか怪しげな薬を作ってはトレーナーに試飲させたりと、大分マッド極まっている彼女ですが、その目的はあくまでも「速さの追求」
限界を超えたその先、どこまでウマ娘は速くなれるのか。
ただひたすら速さを追求する彼女の走りは、周りのウマ娘にも影響を与えていきます。
いやーーー、劇場版のタキオン、ホント良かったです…!!
今作、ポッケが主人公ではありますが、実際はポッケとタキオンのW主人公という印象でした。
それくらいタキオンにもスポット当たりまくりの映画でした。
いや聞いてないよ!!!
こんな…聞いてないよおお!!!!
先述の通り、私タキオンのトレーナーだったので、もーーーダメでした。
映画館で良かったです。
家で見てたら泣きながら走り出してました。
それくらいタキオンの心理描写がものすごく刺さりました。
ポッケはタキオンに脳を焼かれてしまいましたが、
タキオンもポッケに脳を焼かれてしまうのです。
いや、この脚本書いたやつ何喰ったらこんなの書けるの?って言いたくなっちゃうわ。
あのタキオンがここまで他人に影響を受けるとは思ってなくて、かなりビックリした。
というかURAシナリオよりも好きだ…。なんでアプリにポッケ実装されてないんですか…?
ウマ娘といえば、史実をしっかり描きながらも、人々が見たかった「もしも」を描いてきたわけですが、今回もそんなウマ娘の魅力が詰まりまくっていました。
ホント、最高のifストーリーをありがとうございました…!!
いやもうこれ読んでる人なら、タキオンがどんな経歴たどった馬かとか知ってると思うんで言いますけど、アグネスタキオンといえばデビューから4戦4勝の無敗の競走馬でした。
その圧倒的な走りで皐月賞を制し、このままダービー、そしてクラシック3冠も夢ではないと言われた馬でしたが…。
左前脚に浅屈腱炎を発症。
タキオンは日本ダービーの出場を断念。そのまま現役引退となりました。
2001年のクラシックは「最強世代」に上げられるほど、ジャングルポケット、ダンツフレーム、マンハッタンカフェ、クロフネとそれぞれ輝かしい戦績を収めていきましたが、その頂点に立っていたアグネスタキオンの早すぎる引退に、「もしタキオンが故障していなければ…」と考える競馬ファンも少なくなかったそうで、そこから「幻の三冠馬」と呼ばれることも。
とりあえず映画見終わった後、数年ぶりにウマ娘起動してタキオン育成しました。
最近のシナリオはインフレしまくっててすごいね??
三冠馬どころか、無敗でURAファイナル制覇。うちのタキオンは最強なんだ!!
映画での「もしも」のストーリー、まだ見てない人はぜひ劇場でその目に焼き付けてください。
テイエムオペラオー
ここからは印象に残ったウマ娘について語っていこうと思うんですが、他の01世代ではなくまさかのオペラオーさんです。
いやーー、この映画、オペラオーの登場シーン自体はそこまで多くないのですが、ジャングルポケットの物語を語るうえで欠かせないこの方は、それはもう強烈なインパクトを残していきました。
とにかくカッコいい!!
カッコよすぎる!!!!!!!
凄まじいラスボスの風格。
まさに“世紀末覇王”の名に相応しい姿でした。
普段あんななのに、なんて圧倒的強さなんだオペラ。
思わず育成しそうになったぞオペラオー。
てかこれ史実ってマ???
フジキセキ
フジキセキは今作の影の主人公といっても過言じゃない。
ポッケの憧れの先輩であるフジキセキ。
今までアニメでは寮長として、度々姿を見せていましたが、今作ではポッケを見守る先輩という立ち位置での登場でした。
フジキセキはデビューから4戦4勝、将来を期待されていた競走馬でしたが、屈腱炎の発症によりクラシック出走は叶わず引退することに。
ウマ娘でも史実通り現在は引退しており、自身のトレーナーだったタナベにポッケを紹介し、タナベトレーナーと共にポッケに自身が果たせなかった夢を託しました。
ずっとポッケの頼れる優しい先輩という立ち位置で、暑苦しいレースの合間の清涼剤だったのですが…。
早朝の河川敷のコース、そこに現れたのは……痴女でした。
あれあかんて。
いや、冷静にお出しされるともうとんでもないノイズだってことが良く分かった。
あれはさすがに…ねぇ?
そこまでが真面目な優等生タイプだっただけに、強烈すぎた。
知ってたはずなのに…大スクリーンに映ると…あのこれお子様見に来て大丈夫??
とにかくいろんな意味で強烈なインパクトを残してくれました。
総評
見終わった後、走り出したくなる映画
思わず駆け出したくなりました。
なんなら車まで走った。
とりあえずちゃんと涙を拭くものを持っていこう。
涙も鼻水も止まらなくて大変だった。
狂気の理系女子×オラオラ系ヤンキー娘が好きな人は見に行け。
絶対ハマるから。
てかなんでポッケ実装してないんだよ!!!!!!!!
早くポッケ実装しろ!!!!!!
ホント最高の作品だったのですが、カフェやダンツの活躍を期待して行くと、ちょっと物足りなく感じてしまうかも。
あくまでもジャングルポケットが主役の映画ということで、ポッケの活躍に焦点が当てられています。その分とにかく熱量が凄まじいので、ぜひともポッケの雄姿を目に焼き付けに行ってください。
というわけで、『劇場版ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』感想レビューでした!!
見に行ってよかったです!!!
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