漫画「メダリスト」

今この冷たい氷の上が

世界で一番

熱い戦場!

-「メダリスト」帯紙より-

どうも皆さんこんころです。2024年最初の月、1月もあっという間に終わりが近づいております。そんな1月の終わりにあるのは江原道ユース五輪苫小牧国体。どちらもフィギュアスケートの試合がありますので、レビューしていきたいところです。

が、本日のブログの主題はそちらではありません。本日紹介していきますのは、フィギュアスケートを題材とした漫画となっております。その名も、メダリスト。結構ド直球なスポ根ものを思わせるタイトル通りの内容ではあるのですが…早速、中身に入っていきましょう。

1.あらすじ

主人公の明浦路司は、元アイスダンサー。しかし、プロとしてアイスショーに参加しようにも、オーディションは落ちまくり、練習のためのお金をアルバイトで捻出する生活が続いていた。そんな中、アイスリンクでの練習中に彼は一人の少女に出会う。

あらすじはこんなところでしょうか。まあ、1話はコミックDAYSで無料ですしそちらで読んでください。月刊誌での連載なのもあってキリのいいところまで進んでくれるのがありがたい。

2.キャラクター

※注意 ここから先は漫画本編のネタバレが含まれます。

あらすじは1話冒頭しか使ってないのでいいのですが、ここから先は単行本の話をそこそこ使うのでね。

というわけで、早速紹介を。

・結束 いのり(ゆいつか いのり)

主人公その1。自信が無さすぎる小学5年生女子。というか、取り柄がない上にどんくさいのは割とマジなので困る(第1話時点)。しかし、フィギュアスケートだけは頑張れるし、実際まあまあ上手。そんな子です。そんな彼女が、1話でクラブ入りを渋る母親を説得しようとする台詞がこちら。

「私にもだれかに負けないくらい好きなことがあるって」

「上手にできることがあるって」

「わたしは恥ずかしくないって思いたいの!」

-第1話(score1)より-

私はズタボロにされました。大人でもこの台詞に共感できる人、多いのではないでしょうか。

そんなこんなで無事フィギュアスケートを習えることになった彼女が、どんな軌跡を描いて育っていくのか。その話は、是非本編で。

・明浦路 司(あけうらじ つかさ)

主人公その2。元アイスダンサーで、紆余曲折あっていのりのコーチになりました。昔からフィギュアスケートが好きだったのに、環境が整っていなかったりしてなかなか大成できなかったちょっと可哀想な人。まあ大人になってからは割と順風満帆に見えなくもないですが、このあたりは漫画本編でお楽しみください。一つだけ言っておくとスポンサーのおじ様(既婚者)がいます。

性格的な部分は物語を見てもらった方が美点がわかりやすく伝わると思うので、一旦置いておくとして…ゴリマッチョというレベルかは微妙ですが、筋肉キャラとして扱われています。サービスシーンもあるよ。

・狼嵜 光(かみさき ひかる)

「このマンガがすごい!」に難読苗字部門があれば間違いなく1位を獲得しているであろうこちらの子が、いのりのライバル枠にして私の推しです。サムネの女の子も、実はこの子。あまりに麗しくてつい、ね。

「天才少女」と呼ばれ、世代のトップを突っ走る光ちゃん。物語が進むと、トリプルアクセルまで習得します。本作のラスボス枠その1と言ってもいいでしょう。

そんな光ちゃんですが、初級バッジテストを受けに来たいのりちゃんと会って以来、彼女のことを気に入るようになります。物語が進むにつれてその思いはどんどんイカれ…失礼、強くなっていくのですが…そのあたりは、本編でご覧下さい。

余談ですが、光ちゃんといのりちゃんは同年齢なのにジュニア昇格時期が異なっていたりします。まあこれは単行本収録外の部分なので、深くは触れませんが。

・夜鷹 純(よだか じゅん)

本作のラスボス枠その2にして、光のコーチ。しかし奇妙なことに、彼は影のコーチとして振る舞い、表舞台には姿を見せません。光のコーチも、表向きには後述するある人に任せています。

そんなミステリアスな夜鷹純ですが、現役時代はオリンピックを含む出場する大会全てで1位という、圧倒的な成績を誇っていました。司の憧れも、この人。

しかし、コーチになった彼はいのりや司に結構な毒を吐いたり光に酷いスパルタ教育を課したりしている様子。なんなら、匿ってくれてる「ある人」の息子まで狂わせかけました。クズです。ド屑。黙って私に従って。

あ、サムネの人その2です。イケメンでしょ。巷では闇堕ち羽生結弦とか言われてます。

鴗鳥 理鳳(そにどり りおう)

「鴗鳥って…カワセミのことなんだって。」

「青くて綺麗な鳥…」

-おまけ漫画より-

先述した、夜鷹純を匿っている人の息子さんです。年齢は光やいのりと同じはず。

青くて綺麗な鳥の名前を冠する彼ですが、性格はちょっとひねくれ者。クソガキでございます。ただ、こちらも少々事情を抱えているようで…?(続きは本編) なお、金髪碧眼の美少年です。

・鴗鳥 慎一郎(そにどり しんいちろう)

はい、夜鷹純を匿っている人です。光の表向きのコーチも、理鳳のコーチも彼。まあ、理鳳くんは色々あって一時期司の元に預けられたりもするのですが。

強豪クラブのヘッドコーチで、オリンピック銀メダリストという実績も持つ彼。しかし怪我をしたりとまあまあな苦労があったようで、30代にして白髪が生えてしまっています。おまけにまあまあな老け顔。おかげで高身長イケオジという属性を得ました。いや30代でそれはどうなん…?

・八木 夕凪(やぎ ゆうな)

理鳳くんのところで引用した台詞を言った子がこの子。慎一郎が初めて指導した子のようで、彼の一番弟子ポジションを自認しています。その思慕は中々に危ない領域に達しており、試合前にはトイレに隠れ、彼に励ましてもらう妄想を(カワセミとヤギのパペットで)していたりします。なお、いのりにバレました。

・蛇崩 遊大(じゃくずれ ゆうだい)

京都の強豪クラブ「蓮華茶FSC」のアシスタントコーチ。関西弁で話す可愛げのあるお兄さん。口の形がかわいい。あと褐色肌。

・鹿本 すず(かもと すず)

「可愛らしくてすんまへん…♡」(score7より)

HoneyWorksとコラボしてそうな台詞を吐いているこちらの女の子。しかし、世代内では狼嵜光に次ぐNo.2という凄まじい強さを秘めた子です。所属は蓮華茶FSC。

特技は顔面マッサージで、自分と同じ口(○ム太郎みたいな口)をした人間を量産することができます。日常的にやっているようで、連盟の人にすら「ああ、噂の…」などと言われてたり。

・大和 絵馬(やまと えま)

こちらも蓮華茶FSCの子。褐色肌の薄めの顔をした女の子。動物に懐かれる体質なのか、初登場時は大量のころくさんに群がられていました。本人は怖かったようですが。

まだまだキャラはいるのですが、ひとまずはこの辺で。

3.まとめ

色々書きましたが、当然ながら漫画本編を読んだらすぐにわかる内容です。なので「メダリスト」を是非読んでください。単行本は現在9巻あります。連載誌はアフタヌーンです。コミックDAYSでも読めます。毎月25日が更新日。

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