【小ネタ】ドラゴンクエスト6の遊び人について

今回はレビューではなくちょっとした小話。

ドラゴンクエスト6の職業「遊び人」についてビックリした事があったため

ブログに書くことにしました。

あまりにもビックリしたのでうっかり「エロゲー」のタグを付けてしまいました。

国民的ファンタジーRPGがエロゲーなわけねぇだろ!

当時のキッズはみんなドラゴンクエスト6を楽しんで遊んでいたことを念頭に置いて記事を読んでね。

 

ドラゴンクエスト6の職業について

ドラゴンクエスト6には職業システムがあり、「ダーマの神殿」というハローワーク的な施設で各キャラクターを「戦士」とか「魔法使い」とかに転職させることが出来る。

で、職業も鍛えるとランクが上がり、そのランクごとに称号が設定されている。

例えば戦士の職業レベル1は「みならい」、レベル5が「すごうで」、最大レベルの8が「ソードマスター」といった具合だ。

要するにフレーバー的な肩書だと思ってもらえばいい。

もちろん遊び人にも職業レベルに応じた肩書きがあるのだが・・・

 

遊び人の称号

・ランク1

【おぼえたて】

 

えーと・・・何をですか?

このランクで覚える特技は「あそぶ」

要するに遊びを覚えたわけですね。

遊びを・・・覚える・・・

 

・ランク2

【あそびずき】

 

まぁ遊びはみんな好きだから・・・

でも裏で「アイツは遊び好きだからな」とか言われたりするのか・・・

これでも魔王を倒すためのパーティーなのに大丈夫なのか?

このランクでは、とくぎ「くちぶえ」を覚える。ヒュー!(寄ってくるモンスター達)

 

・ランク3

【あさがえり】

 

大分不穏になってきましたね・・・

徹夜でモンハンとかやってたんですよきっと・・・

朝帰ってきた娘に対して怒りと悔しさを滲ませた表情をしているお父さんの顔が

目に浮かびますね。

これは国民的ファンタジーRPGの話なんですが・・・

このランクで覚える特技は「なめまわし

イカン!そろそろ言い訳が厳しくなってきたぞ!

 

・ランク4

【とまりあるき】

 

家に帰らなくなってる!!

「一体どこをほっつき歩いてたんだ!」

「んー?友達ン家ぃー・・・」

という温かい家族の会話が聞こえちゃいそうですね。

なんだか新宿歌舞伎町の空気が色濃くなってまいりました・・・。

これは小学生もみんなプレイしていた国民的ファンタジーRPGの話なんですけど・・・?

このランクで覚える特技は「ぱふぱふ

誰から教わったんだよ!?泊めてくれた男の中に亀仙人でもいたのか!?

 

・ランク5

【ゆうめいじん】

 

ランク5ともなる遊び人としての格も上がってきたように思える。

「ゆうめいじん」と聞いて、当時は芸能人的なモノだと思っていたが、今思えば

「爆サイで情報が出回ってるタイプの有名人」といったニュアンスの方が近いのかも・・・

このランクで覚える特技は「ねる

「やすむ」とか「ねむる」ではなく「ねる」という所に強い圧を感じる。

この特技を使えばどんな状況でも誰が目の前にいようともねることが出来る。

俺は何の話をしているかわからなくなってきたよ。

 

・ランク6

【かおパス】

 

ついに裏社会にも顔が利きそうな立場になってきた。

龍が如くシリーズでもそこそこ重要人物になれそうな貫禄がある。

このランクで覚える特技は「ひゃくれつなめ

そのテクでこの地位を築いたというわけか・・・おそろしい・・・。

ちなみにひゃくれつなめは相手をスタンさせた上で守備力を0にするという強力な技だったりする。

今まで気にしなかったけど何で守備力が0になるんだろうな?

 

・ランク7

【あそびまくり】

 

いいのかそれで!?

これだけの地位を得ておきながら遊びまくるとか!老後の心配とかないのか!??

とうの昔に縁を切ったお父さんも心の中では心配しているんだぞ!!?

そろそろ帰って畑仕事でも・・・何の話だよこれ?

このランクで覚える特技は「まねまね」

うまくやればイオナズンだって真似できるよ。

 

・ランク8

【あそびのてつじん】

 

遊び人もマスターするとなんか第一人者みたいな肩書になるんですね。

なんかクソみたいな自伝とか書いて小金を稼いでそうな感じがムカつく。

泊まり歩きしてぱふぱふを覚えていたアイツがセレブの仲間入りですよ。

風の噂ではお父さんは失意のまま病院で亡くなったらしい。

遊びの道もそれはそれで厳しいものなんだな・・・。

このランクで覚える特技は「パルプンテ」

何がおこるかわからないランダム効果の呪文だ。遊び人に相応しいね。

若い世代相手だと、もしかしたら「ぱろぷんてカード」の方が有名かもしれないと思って怖くなってしまった。

 

 

遊び人の称号は、いかがだっただろうか?

絶妙な匂わせっぷりにホリイユウジ的センスを感じずにはいられない。

ヘタに「こんないかがわしいゲームをうちの子にされられないザマス!」なんて言おうものなら、ダーマ神殿でスケベ魔人への転職を余儀なくされることだろう。

 

 

ここでこの話を終わろうと思ったけど、せっかくなのでもう一つ職業を紹介したい。

その職業の名は・・・

 

くさったしたい

 

 

ドラゴンクエスト7では、モンスター職というものが沢山追加され、その中の一つにくさったしたいがあるわけだが、こちらも6と同様に職業レベルごとに称号があるわけだ。

みんなも気になるよね!くさったしたいの称号!

 

・ランク1

【かしじょうたい】

 

いかん!呼吸が止まっている!だがまだ間に合う!

これは一刻を争うぞ!K先生はやく来てくれ!!

 

・ランク2

【ごりんじゅう】

 

間に合わなかった・・・

これはファンタジーRPGだからK先生は転生でもしないかぎり来てくれないのだ・・・。

ドラクエは教会がある世界観だが、ご臨終という仏教用語を使っているあたりも異質だ。

 

・ランク3

【しごこうちょく】

 

国民的ファンタジーRPGがちゃんと死後硬直するのかよ!!

スカイリムだって死体はグニャグニャだったのに!!

今更だけど死後硬直した人を魔王退治の旅に連れまわしちゃダメだよ!!!

 

・ランク4

【くさりはじめ】

 

いかん!防腐処理が甘かったんだ!!

そもそもファンタジーRPGでそこまでちゃんとした防腐処理なんて出来ないだろうしな・・・

このランクになると特技「どくの息」を覚える。

腐敗ガスか何かか?勇者サイドが使っていい特技じゃなくない?

 

・ランク5

【ふらんしたい】

 

腐敗が悪化してる!!!!

プレイヤーキャラクターが腐乱死体になるとか世界観ハードすぎるだろ!!

なんでこれで国民的ファンタジーRPGを名乗れるんだ??

 

・ランク6

【ゾンビ】

 

なんだろう・・・何故か安心感がある。

普通に考えれば状況悪化してるのに何故か腐乱死体より親しみを感じてしまう。

やっぱり腐乱死体を連れて魔王を倒したりするのはイヤだもんね・・・。

魔王だってイヤだと思うよきっと・・・。

このランクで覚えるのは「のろいの歌」

そりゃこないだまで腐乱死体なのに旅に連れまわされたんだから呪歌の一つでも歌いたくなるというものだ。

 

・ランク7

【ボスゾンビ】

 

まさかのスピード出世!

まぁ下積みが長かったからね・・・仮死状態から立派なゾンビになったもんだ・・・。

きっと現場の事もわかってくれるボスゾンビになるだろう。

 

・ランク8

【ゾンビラー】

 

ゾンビラーってなに??
他の作品でも見たことが無いゾンビラーという単語に困惑するが、これでくさったしたいのマスターというわけだ。

仮死状態のみんなも立派なゾンビラーになるために日々頑張っているんだ。

このランクで覚えられる特技は「死のおどり」

まさか「ゾンビ + スリラー」で「ゾンビラー」なのか!?

また一つ賢くなりましたね。5分もすれば忘れてそうですが何の問題もない。

 

 

くさったしたいの称号はいかがだっただろうか?

「今の仕事を辞めてくさったしたいになって立派なゾンビラーになりたい!」と思った読者の方も多いだろうが、くさったしたいに転職するには資格(くさったしたいの心」が必要なので、どうか早まって仮死状態にならないようにしていただきたい。

 

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