こんころっころ〜。
突発的にやった麻央ちゃんレビューを除けば久しぶりのフィギュアスケート回です。…昨シーズンの名演技セレクション?多分エタります。ごめんね。
今回は今シーズンのジュニアグランプリシリーズより、私の目に止まった選手や演技をセレクトしていきます。第1回って書いてあるのはとりあえずです。とりあえず。続きは保証されない。
ジュニアグランプリシリーズについて簡単に解説すると、ジュニアグランプリファイナル(JGPF)という決勝戦に向けた予選のようなものです。グランプリシリーズ/グランプリファイナルはシニアでもやっています。始まるのは来月下旬頃かな?
というわけで、早速1人目の紹介。
1.シン・ジア(韓国)SP 「Fascination」
プログラム名(曲名)は動画内の紹介に倣いました。わかんないからしゃーなし。
振り付けはかつてキム・ヨナも担当していた他、羽生結弦の「notte Stellata」や「春よ、来い」などの振り付けもしたことで知られるデヴィッド・ウィルソン。まあなんとなくそんな雰囲気はしますよね(語彙力)。
フィギュアスケートの王道を行くような美しさを堪能できるプログラム。冒頭の3F+3Tは高さがあり、良いジャンプですね。残り2つのジャンプはいずれも難しい入り方をしており、着氷も滑らか。スピンも文句の付けようがない出来栄えです。ステップシークエンスについては省略しますが、まあ特に悪いところもないですね。
総得点は70.38。この大会(JGPリンツ)のSPは全体的に得点が渋めだったので、まあこれくらいでも不思議はないかな。出るとしたら最大で72~73くらいな気がします。
2.中田璃士(日本)FS 「007」
名前の漢字が難しい。りおと読むようです。
昨年から継続したプログラム。しかし、昨年とは違い4回転が入っています。現在のジュニア男子において、4回転は女子の3Aに等しい威力を持つ武器。安定して決められれば、それだけでJGPFや世界ジュニアの優勝候補になり得ます。
中田選手は既にJGPを2戦終え、ファイナル進出を確定させましたが…なんと、4回転は2戦とも決めています。ですが、この大会(JGPイスタンブール)では2位。その理由はこの後分かります。
さて、演技内容ですが…冒頭の4Tは完璧ですね。こんなにサラッと決められる人はシニアでも少数ではないでしょうか。続く3Aからのコンビネーションは3A+3Tの予定だったはずですが、着氷がやや乱れたのか3A+1Eu+3Sに修正。この分の3Tは後半に持っていきました。
曲調に合わせた柔らかな3Lo+2Tや後半のコレオシークエンスなど、見所のあるプログラム。また、全体を通してスタイリッシュさ(?)のようなものが感じられます。いい具合に力が抜けているからでしょうか?
余談ですが、この大会の後にファンのスペースに出没していたようです。私はすれ違ってしまったので聞けてはいないのですが…
3.セオ・ミンキュ(韓国)FS 「ノートルダム・ド・パリ」
またしても曲がわからないココ泉にゃん(20)。曲名言ってくれる解説さんありがてぇ…
冒頭の3Aが決まるかどうかで全部決まるタイプの選手な気がします。1戦目では決まりませんでしたが…ここで決めてきました。後は流れで全部上手くいきましたね。
スケーティングも表現もとにかくパワフル。しかしその中に柔らかさがあり、やりすぎ感がありません。ジャンプも全体的に質の高い物ではないかと思います。ちなみに先述した中田選手を抑えて1位になりました。JGPF来ないかなぁ…でも1戦目が5位…
4.上薗恋奈(日本)FS 「ゲーム・オブ・スローンズ(?)」
多分ゲーム・オブ・スローンズのはず。多分。解説さん曲名言ってないっぽいから私の記憶に頼るしかないけど。
2019-2020シーズンのアレクサンドラ・トゥルソワ選手が使用していた曲ですね。SPには同シーズンのアリョーナ・コストルナヤ選手が使用していた「ニュー・ムーン」を使用していましたし、多分ロシア選手が好きなんじゃないかな?(Twitterのオタク情報を漁ってみたところ、振付(+コーチ)の樋口美穂子さんのお子さんがロシア選手好きらしい)
なんといっても冒頭の3Lz+3T+2T。疾走感のある入りからの3連ジャンプで、掴みとしては非常に良いものです。GOEもかなり出ていました。
表現面で特に印象に残ったのがコレオシークエンス。細かい動きの連鎖が小気味よい。
初戦は2位。次戦でも表彰台に乗り、JGPFに進出してほしいところです。
今回はここまで。次回があるかどうかはわかりません…。時間とやる気次第…( ´ ཫ ` )
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