はいこんころー。今日はフランス杯男女FSの感想となります。ただし、かなりサラッと。
今回は順位表もあります。作ったのも引っ張ってきたのも私じゃないけど。
まずは女子から。SPで大差をつけていたアンバー選手は逃げ切って1位、SP3位の樋口選手はFSで会心の演技を見せて巻き返しの2位、SP5位の住吉選手はミスを最小限に止めて3位となりました。
一方、SP2位のチェヨン選手はFSでミスが出て4位、SP4位のエヴァーハート選手は演技構成点の低さと僅かな回転不足により5位と、女子の表彰台争いは地力や勝負強さが物を言う結果となりました。
特に表彰台組は素晴らしかったですね。技術的には個々の課題を乗り越えていましたし、演技として見ても心惹かれるものになっていました。樋口選手のステップとか五輪級の仕上がりでは。(レベルは3だけど…)
結果として表彰台には届かなかったチェヨン選手やエヴァーハート選手も、良いプログラムを高い質で実施していたように思います。
…一方の男子FSですが、この通り大方の予想以上に荒れた展開となりました。SPの1~3位が誰も残っていないという。
良さげなところをダイジェストでお伝えすると、メモラ選手が小雀ノーミス、島田高志郎選手がSP5位からの銀メダル、アダム選手が大逆転優勝で、シャイドロフ選手が史上初の3A+4Tというコンビネーションを決めました。3位のトルガシェフ選手も、減点はあれど安定させてきていました。
しかし本当に荒れました。SP同様、ほぼ全員がミスありですし。女子とリンクは変わらないはずなので、単純に不調の選手が多かったのでしょう。怪我をしている友野選手もそうですが、銀メダルの島田選手も体調不良があったようですし。
こんな感じでフランス杯感想は終了です。男女のFSは連続してたので感情がジェットコースター状態でした。
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地上波ぁ〜〜〜!!!(BSのもある)
スケジュールはこんな感じ。NHKプラスや公式サイトで見逃し配信もあるはずなのでみんな見てね。なお私は一部リアタイできない模様。金曜にあるゼミが憎い。
以下、選手のざっくり紹介…なのですが、これはおすすめのプログラムなどを使って紹介。
(まずは男子)
鍵山選手のFS(フラメンコ)は王道ながら激しさもあって見応え抜群。スピードがあり、かつ洗練された滑りが彼の強みですが、FS後半ではその強みを生かしつつ、燃えるような勢いのステップを魅せていきます。
三浦選手のSPは彼らしいエネルギッシュかつ革新的な演目で、一目で惹かれること間違いなし。かの伊藤みどりさんも注目するダイナミックなジャンプと、嵐のようなステップワークをお楽しみください。
壷井選手は神戸大学に通う文武両道スケーター。各技術要素や滑りの美しさはもちろん、自分での振り付けにも挑戦している(今季SP)ようなので、演技に対するアプローチの深化にも期待です。
(ここから女子)
坂本選手のFSは運動量が物凄くて見応えがあり、なおかつ振り付けが面白い。仕上がり切っていれば、誰もが見ていて楽しいプログラムになりそうです。
千葉選手は古き良き日本のフィギュアスケーターという感じで、姿勢の美しさや全体的な細やかさが持ち味と言えます。今シーズンは弾けるSPと、女性の自立を描くFSに挑戦。五輪に向けた更なる強化に期待です。
青木選手は3Lz+3Loや2A+1Eu+3Fといった難しいジャンプの使い手なので、フィギュアをあまり見ていない人でもグッと来るのではないかと思います。もちろん、演目自体も素晴らしいものを揃えています。
選手紹介はこんな感じ。あとはりくりゅうペアがかなりかっこいいプログラムを持ってきているので、そちらもおすすめ。
余談:何とは言いませんが、鍵山選手はノジマのアンバサダーもしてたり。アンバサダーってなんだっけ
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