[🇺🇸3A🇺🇸]フランス杯男女SP 感想

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フジテレビくん…嘘だよな…?

ちょっとやらかしが多すぎる。フィギュアスケートでやらかさないことを祈るばかり。既にやらかしてるって?まあ10年以上前の話だしもう人員入れ替わってるでしょ…

などという話はさておき、今日も今日とてグランプリシリーズ。放送はテレビ朝日が担当しています。まあ例によって関東地区限定(しかもSPは深夜)なんですけど。ぶっ飛ばすぞ。

今回は3戦目のフランス大会。その男女SPを見ていきます。例によって気まぐれ感想なので悪しからず。まずは女子。

 

1.アンバー・グレン(米) 78.14 1位

昨シーズンから3Aを安定させ、今シーズンからはSPとFS両方に投入しているアンバー選手。ロンバルディア杯でも3Aを両方成功させて一位を勝ち取っていましたが、今回も決めてきました。

そして3A以外も凄まじい。難しい入りからのダイナミックなジャンプ、揺らぎのないスピンなど、各技術要素を大胆に決め、ショートプログラムのパーソナルベストを更新してきました。フリーも安定するようであれば、今季全勝すら射程圏内かもしれません。

余談:日本ではベテランとされる坂本選手より更に年上。にも関わらず3A安定してるし成長も続いててすごい。

2.キム・チェヨン(韓) 70.90 2位

四大陸銀メダル、世界選手権銅メダルなど、シニア初年度から実績を確実に積み重ねている韓国のエース、チェヨン選手。今シーズンは、昨シーズン惜しくも出られなかったグランプリファイナルまで行っておきたいところ。

そんな初戦のSPでしたが、ほぼベストと言って良い演技が出ました。StSqこそレベル2となりましたが、他は全く問題なし。実に冴えた演技で、2位につけました。

SPの楽曲はダフトパンクのもので、落ち着いた曲が主体だったチェヨン選手にとっては初めての系統。しかし、早々に自分のものにしてきたな、という感じの演技でした。

3.樋口新葉(日) 66.98 3位

スケートアメリカで優勝し、グランプリファイナルに王手をかけた樋口選手。このフランス杯でも、ほとんど完璧な演技を披露してくれました。

しかし、得点はイマイチ弾まない。ジャンプの回転不足やエッジの不明瞭さがかなり響いてしまいました。スピン・ステップは完璧なだけに惜しい。3位にはつけたので、このまま逃げ切ってほしいところ。表彰台ならファイナル進出が確定しますので…。

4.住吉りをん(日) 66.88 5位

昨シーズンのフランス杯では4Tを決め、3位に入った住吉選手。今シーズンもグランプリシリーズの初戦はここなので、昨年同様かそれ以上の結果を出し、ファイナル進出への弾みをつけたいところ。

そんなSPですが、ほとんど完璧だったにも関わらず、3Fでステップアウトしてしまいました。その上回転不足。本人的にも思わぬ失敗だったようです。

しかしスピンのレベルも落としていてこれなので、完璧なら70はいきそうですね。フリーにはウルトラC(3Aか4T)もありますし、ここでどうにか表彰台を確保して、次の大会でSPとFSを揃える、くらいが理想かと。岡島門下同士での熾烈な争い。一方その頃アンバーさんは「レヴィトと一緒にファイナル出たいから(レヴィトと被る)スケアメは出なかった」などと(以下略

余談:3位と4位が0.03点差、4位と5位が0.07点差。

5.三原舞依(日) 61.12 7位

昨シーズンは怪我に苦しみながらも四大陸まで駒を進めた三原選手。今シーズンは体を復調させつつ、グランプリシリーズに臨みます。

SPでは早速3Lz+3Tを戻してきました。滑りも伸びやかでいい感じ。3Fこそ抜けて無得点になりましたが、3Lz+3Tの回転不足は最小限ですし、スピン・ステップは完璧。更に回転不足と無得点込みでSPを60点台に乗せるなど、収穫の大きい一戦になったのではないでしょうか。

 

女子はとりあえずここまで。男子は見やすさ重視で次のページ。(ここまでの時点で十分読みにくいが?)(改善方法がわからん…病む…)

 

余談:このフランス杯は実力者揃いで、なかなかの混戦が予想される大会だったりしました。上記の方以外だと、

・2023年欧州選手権🥇 グバノワ選手(SP9位)

・2024年ロンバルディア杯🥈 エヴァーハート選手(SP4位)

・2024年欧州選手権🥉 ピンザローネ選手(SP6位)

などなど。SPである程度明暗が分かれたように見えますが、3位~5位がギチギチだったりしますし、まだまだ勝負は分かりません。

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