こんにちは。ビアンカです。遺産相続の話の続きを書きます。祖父が生前贈与したがっているけど、父が反対しているらしいというので相続について調べました。
①生前贈与は税金がすごく高い
数百万ならともかく、一千万を超えてくると半分は持っていかれる
一年に110万までなら条件を満たせば税金がかからないなどの方法はあるが、昨年条件がより厳しくなっている
②死後相続ならまだまし
そういうわけで、父はこの辺を考えて反対しているようなのですが、父も人嫌いなうえに両親を嫌っているので説明もしないためもめているらしい。
正直なところ、私自身はどうでもいいと思っていたのですが、祖父がそうしたいなら遺言状の準備を手伝おうかと申し出ました。父が嫌がりそうだから、と却下されて祖父があっさり死にました。
祖父みたいな認知症を聞いたことがなかったので、よくあることなのかもしれないけど書いておきます。祖父は長風呂だったけど、その日はあまりに長いので母が様子を見に行ったところ、「おーい、おーい」と声がする。声をかけると「風呂からの出方がわからなくなった」とのこと。どうにかこうにか母が引っ張り出したけど、母は足が悪く毎日は無理なので父がいる時間だけ入浴してほしいと頼んだけど全然聞かず、朝起こしに行くと風呂に入っていたりしたそうだ。しかも、水につかっていて、お湯につかっていたのに水になるまでそのままだったらしい。風呂は危ない。溺死寸前。
早々に施設に入所してもらおうとしたのに、自分で食事はできたり結構しっかりしてるので介護認定が難しく、ちょっと施設さがしに手間取った。そうこうしているうちに、夜いつも通り寝た祖父を、夜中に目が覚めた母が様子を見たところ死んでいたのです。理想的な死に方だ。
遺産は父とその姉できっちり半分に分けました。父はどうやら遺産相続で骨肉の争いになるのが嫌だったみたい。伯母のことはよく知りませんが、法的に権利があるのに無視されたら嫌かもしれないですね。あらゆる書類をあちこちに取りにいったり送ってもらったりして、大変そうだったし。持っている土地をもはや正確に把握できる人がいなくて、この辺は税理士に頼ったらしいです。
最後に。私たち姉弟は結婚する気がないので、これで家は終わりです。父だけまだあきらめていない。父が両親嫌いなのに家を継ぐために結婚したり同居したりしてたのがとても謎。一族でもっとも謎の多い我が弟は祖母にまとまった金額をもらった時に、もともとないお金だからなくなってもいいと全額投資に放り込んでいました。でも仲良し。平和平和。
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