江原道ユース五輪女子SP+とまこまい国スポ少年男子SP&少年女子SP

こんころで〜す。後述しますが今日は本当に大変でした。しにそう。それはそれとしてこちらはジョリーパスタの苺モンブランになります。美味しそうでしょ。サムネにしたけど何の意味もありません。サムネ作りをサボっただけです(←おい)。

今回は早速レビューに移って行きたいと思います。まずは国スポ少年(ジュニア)女子から。国スポが何かって?都道府県対抗の体育祭だと思ってください。フィギュアスケート以外のウィンタースポーツもあるよ。

ちなみに成年(シニア)男子には織田信成が出ます。アーカイブ視聴も可能なので皆見ようね。「国スポ2024 ライブ」で検索したら出るんじゃないかな。

 

1.櫛田 育良 SP66.24 1位

名前は「いくら」と読みます。私はYOASOBIを、親はサザエさんを思い浮かべました。ジェネレーションギャップだね。

SPの曲は「Red Violin」。「アランフェス」のバイオリンアレンジですね。長い手足を生かした楽曲表現が、弦楽器のよく伸びる音と調和しています。今季はやや安定感に欠けており、全日本選手権ではSPの得点がかなり落ち込んだためにフリー進出を逃してしまっていたのですが、今回はしっかり技術要素を纏めてきました。

2.吉田 陽菜 SP56.18 4位

今季シニアデビューを果たし、グランプリファイナルでは銅メダルを獲得した吉田選手。とはいえ、高校生なので国スポにはジュニア階級で登場。

SPの楽曲は「koo koo fun」。結構謎な曲ですが、よく滑りこなせていると思います。しかし中々技術要素が安定しない。今回は3Aこそルール上使えないので2Aで安定させたものの、後半に持ってきたコンビネーションが抜けてしまいました。シニアだと前半に3Lz+3Tを跳んでいるのですが、ジュニアでは3Lzが指定ジャンプなので後半の3Loにコンビネーションを付けたわけですが…慣れていないのでしょうか?

3.柴山 歩 SP60.86 3位

順風満帆とまではいかないものの安定していた昨季までと比べると、今一歩というような演技が多い柴山選手。しかし、その表現力はシニアの選手にも引けをとりません。

今季のSPは「死の舞踏」。骸骨をテーマに作り上げたプログラムとのこと。その説明通り、体を柔らかく使いながらもどこか骨が折れるような、カクカクした感触が感じられる演技となっております。

4.中尾 歩 SP63.60 2位

…はい、ノーマークの選手でした。よくあることです。当方、スケオタでも超ライトな方なのであまり細かくは追えておりません。

SPは「オーバーザレインボー」…と、Twitterに書いてありました。ありがとうTwitterのスケオタ。…真央ちゃんのジュニア時代の曲なんですね。私の知識の浅さがどんどん知れ渡っていく…🥺

エッジを深く使ったスケーティングに、勢いのある高いジャンプと、決まれば高得点を叩き出せそうなテクニックを持っているようです。今回は全てがしっかり決まっていましたね。特に3F+3Tと3Lzを爽快に決めて見せたところが良かったです。ルッツやフリップは、今回の上位選手でもやや跳びづらそうに跳んでいたので…。

 

少年女子はここまで。櫛田選手と柴山選手のフリーは私的に今季のイチオシプログラムなので見てほしい。少年女子FS(フリー)は月曜の18時から。

続いて、少年男子に入ります。…これにユース五輪女子SPとポリネシアン参拝も付けるの、記事がギッチギチになりそうだな…

 

1.蛯原 大弥 SP61.07 5位

後述する三浦選手の後輩?と思われる。実はあんまり手持ちのデータがない選手なんですよね。演技は知ってるのに…。

SPの曲名は「Etude for the Dreamer」。Twitterには叡智が詰まっていますね。苗字で検索するだけで曲名が出てきました。情報リテラシーェ…

滑らかでありながら重厚感のある滑りが、キレの良いジャンプの映えを際立たせていますね。StSq(今更ですがステップシークエンスのことです)で躓きかかったものの、全体としての質はかなり良かったのではないかと思います。

2.三浦 佳生 SP84.75 1位

少年男子のレビューはリアタイしながら合間合間に書いているので、ブログを書いている時点では順位がわかっておりません。なので他選手の順位は後から付けているのですが、この人はどうせ1位なので最初から1位と書きました。

当然です。てかなんでシニアの世界選手権代表がここにいるんだって話です。(それは吉田陽菜さんもだが) A.高校生だから。それはそう。まだ高校生なんですね、この人。なのでジュニアカテゴリーで試合に出られます。ちなみに出てきたのは先述した蛯原選手がお願いしたかららしい。同じ東京都代表ですからね。

ジュニア男子のSPでは4回転が使えないので、4S+3Tのところを3F+3Tに変更。しかしこの時点でもう強すぎます。滑りが速すぎジャンプが大きすぎ。後半にやや苦手な3Lz(指定ジャンプ)がありましたが、それも決めてトップに立ちました。

ちなみに曲目は「This Place was a Shelter」。雷雨を連想させる重暗い楽曲で、やや表現が難しそうですが…三浦選手はしっかり自分の色に染めてますね。曲の重厚感が三浦選手の身体表現や滑りの力強さと見事にマッチしています。

3.織田 信義 SP49.64 18位

織田信成さんの甥っ子らしい。確かに、ちょっと雰囲気が似ているような気がします。

SPの曲名は「Counting Stars」。大阪府応援団のクソやかましい温かい声援を受けながら登場し、陽気な音楽に合わせて軽快に舞ってみせました。個人的には柔軟性のあるキャメルスピンが好き。男子では希少なのでね。

技術要素はパッと見まあまあ良く見えましたが、ジャンプの回転不足に加え、スピンのレベル取りが甘かったため、この点数に。

4.朝賀 俊太朗 SP59.76 6位

こちらも大阪府代表。つまりうるさい喧しい暑苦しい…もとい温かい声援が飛んでくるわけですね。

3Lzが両足着氷になってしまった以外はかなり良かったですね。ノリのいい音楽に合わせ、縦横無尽に氷上を駆け回っていきました。随所のアピールが光るのは、ボーカル付き楽曲ならではですね。織田選手同様、側転もやってました。流行りかな?

5.中村 俊介 SP74.42 2位

そうだね、SPの曲がレジライの人だね(最悪の覚え方)。

SPの曲は「エル・コンキスタドール」。レジライコンキスタドールの称号を冠する楽曲に相応しい、場を支配するような圧のある表現が魅力です。リンクも大きく使えていて素晴らしい。3Aは少し残念でしたが、それ以外は完璧と言っていいでしょう。3Aを跳ぶ選手自体が少ない試合なので、転倒しなかっただけで十分です。

6.田内 誠悟 SP62.38 4位

あの安藤美姫さんの生徒である田内選手。振り付けも安藤さんなので、どことなくそれっぽさが出ています。手足の芯のある使い方とか。

安定したスピンと美しいステップを持つ田内選手ですが、今回はジャンプがやや安定しませんでした。ルッツとフリップが現状の課題、という印象を受けましたね。とはいえ、スピンやステップ、技術要素外の部分(繋ぎ)などが良かったのか、演技構成点は高め。

…関係ないですが、安藤さんがいなかったような気がします。てっきりいるとばかり…。

 

国スポはここまで。クソ長くなってしまったので分割したいところですが、ユース五輪と並行してリアタイで見ながらブログ書いてるので、分割がめんどくて無理なんですね。滑走時間の都合上、リアタイだと後述の高木さんの後に田内くんが来るので…。

さて、ようやくユース五輪女子SPに入れます。書いてて楽しいけど疲れる…( ´ ཫ ` )

 

1.高木 謡(日本) SP67.23 2位

ジュニア女子界を席巻する名門クラブとして濵田組こと木下アカデミーと双璧を成す、MFアカデミーの子です。ちなみに木下アカデミーの所属者は今回のブログだと、上記の櫛田選手、吉田選手、柴山選手に加えて、後述する島田選手ですね。ヤバいね。

SPの楽曲は「パリの空の下」。例によってTwitter調べ。力強い女性ボーカルの曲を、持ち前のスピードで表現します。スケーティングも、スピンも、ステップもとにかく速い。ジャンプの勢いも良く、全力疾走のまま終わっていくような仕上がりでした。自己最高得点も叩き出し、最高のスタートを切りましたね。

2.シン・ジア(韓国) SP66.48 3位

シニアの国内大会で推薦出場から頂点に立つなど、韓国ジュニア期待の星どころか韓国女子フィギュアスケート界のトップに君臨するまでの強さを誇るジア選手(名前の方が呼び慣れてるから名前+選手呼び)。その強みは、圧倒的なスケート技術と柔らかな表現。

しかし、今回は意外にも苦戦してしまった様子。伸びやかなスケーティングが会場のやや狭いリンクに合わなかったのか、ジャンプは全体的に壁ギリギリの位置で跳んでいました。コンビネーションが3F+2Tになってしまったのは、そのせいでしょう。

しかし、それ以外は完璧。ホームでの試合に合わせ、しっかり調子を整えてきたのがわかる極上の演技でした。それだけに、コンビネーションが悔しいですね。壁がどけや。ちなみに曲名は「fascination」…の、はず。

3.島田 麻央(日本) SP71.05 1位

2022~2023シーズン(昨季)から、ジュニアカテゴリーでは表彰台の真ん中を独占し続けているジュニア女子界の女帝、島田麻央選手。シニア混じりの大会でも常に表彰台に載っているので、ジュニアに昇格して以降、表彰台から落ちたことはないかもしれません。最強生物。

そんな麻央さまこと島田選手ですが、最近は苦しい試合が続きました。1位こそ確保していたものの、SPでは後半の3Lzに、FSでは後半の3Loにと得意のジャンプで不安を抱えていたんですね。だから私も胃が痛かった。

ですが、そんな不安を吹き飛ばすかのように完璧な演技を見せてくれました。SPの楽曲は「Americano」。原曲は言葉の通じないレズビアンカップルをテーマとしていますが、このプログラムでは歌詞に登場する「ショートパンツの女の子」に焦点を当てたようですね。

島田選手の強みはなんといっても、安定感抜群のジャンプと、凄まじい回転速度を誇るスピン。最近はジャンプの安定感にやや難がありましたが、ここに来て取り戻してくれました。本番に強すぎる…。

表現面も空間をよく使えており、素晴らしいと思います。多分相手(原曲では女性)を翻弄するイメージなのかな。飛び回ったり下に潜ったりしていますが、その全てのムーブメントが完全に制御されています。

得点はやや低く感じられましたが、これは3Fのエッジが不明瞭だったからみたいですね(フリップは踏切足のエッジを内向きにして跳ばなければならない)。あと単純に演技構成点が全体的に渋い。

 

ユース五輪レビュー、終了!!マオシマダのことで心臓がバックンバックンだった私のツイートも載せておきます。

ここあにゃん (@Osaki_Makkura_C) on X
アカン、心が持たない フォロワー、手を握っていてくれ((((;゚Д゚))))
ここあにゃん (@Osaki_Makkura_C) on X
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!!!!!!!!!!!!!!!ギャア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア...

(1つ目は演技前、2つ目は演技後)

 

 

 

ポリネシアン参拝 3日目

はい、締めはポリネシアン参拝のコーナーです。正直スケートが盛りだくさん過ぎるので4日目or5日目は分割すると思う。境内となればこちらも盛りだくさんになるのは必定なので。

というわけで、参道に入っていきます。表参道に意気揚々と入場。

入っていきなり、お寺がありました。まだ拝みませんけどね。写真だけ撮ります。

さてさて、本格的に表参道にin。30分かかるらしいけど、どんなもんかな。

長     い

無理です。表参道を30分かけて登るとか無理な話だったんです。何のためにケーブルカーが駅近にあると思ってるんだ。ちなみに3枚目の画像にある石碑は「景清塚」だそう。景清は死なないけど私は死にそうなので撤退します。天気も悪かったし。

※正確には「影清塚」でした。そもそも源氏の氏神を祀るエリアになんで景清が侵入してんだって話です。筆者、アホだね〜。

ちなみに鳩は1羽もいませんでした。4日目のお楽しみってことだね。鳩もなかもまだ買ってないよ。

そんなこんなで、3日目も無事終了。死ぬかと思った

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