木下トロフィー争奪 上薗恋奈FS&島田麻央FS

こんころでーす。

今日は久々の(?)フィギュアスケート記事。THE ICEというショーも見ていたのですが、八咫烏シリーズの履修やら就活やらとちょっと被ったので執筆は断念しました。

今回紹介するのは、昨日から今日(8/3、8/4)にかけて行われた木下トロフィー争奪というローカル大会。名門クラブ木下アカデミーのホームリンク(?)を会場とする競技会です。主催は京都府。木下トロフィーなのに()。

その中から記事にするのは、上薗恋奈さんと島田麻央さん。もはやジュニア女子ではお馴染みのお二方の今シーズンFSを見ていきます。

 

上薗恋奈FS 『鐘/Chronos』

上薗さんは今シーズンも2曲組み合わせスタイルのプログラムを作ってきました。『鐘』は浅田真央さんのバンクーバー五輪FSとして名高い曲ですね。一方の『Chronos』は、昨シーズンFSの内の一曲『Mechanism』と同じ作曲家の作品。

『鐘』は浅田真央さんと同じオーケストラ音源、『Chronos』はピアノ曲なので組み合わせが難しいところですが、プログラムにしてみるとしっかり纏まっているのはさすが上薗さん。前半部はオマージュ的振り付けと独特の腕使いがよくマッチしていますし、後半部は上薗さんらしさ全開の振付になっており、全体としての印象はかなり良いです。編曲に違和感が無いかと言われればまあ…後半はかなりあるんですが…

 

島田麻央FS 『Mado kara mieru』

島田さんの今シーズンFSは和風プログラム。日本の四季と命の儚さを歌う楽曲ですね。

冒頭から結構飛ばしていく感じのプログラムです。ゆったりめの春パートをほぼすっ飛ばして夏パートに移行、この間に3Aと4Tを処理するという鬼畜ペースの振付となっております。これは大変そう。しかもどっちか完璧に決めないと負ける危険性があるという。

お気に入りのポイントは3Lz+3T後のおしゃれチェンジエッジとラスト3Lz前後の一連の流れ。あとは冬パート前の減速部分ですかね。特にクライマックスは音ハメと美ポーズ、最強スピンの嵐なので楽しく見れます。

 

流石にこれだと短いのでもう一人くらい追加しておこうかな。男子から一人出します。

 

佐藤駿 SP『ラベンダーの咲く庭で』

昨シーズンからめきめきと表現力を伸ばし続けている佐藤選手。今シーズンのSPは、浅田真央さんや宇野昌磨さんなど、数多くのスケーターが演じてきた『ラベンダーの咲く庭で』。

一音目からかなり好きな振り付けです。元々滑りも表現も悪くはなかったのですが、シゼロン振付にしてからはそこにパワーが加わったように思えます。今シーズンSPも腕使いに確かな意思を感じられますし、それでいて繊細。まさしく音楽を奏でているかのような演技です。

4Lzの転倒がありましたが、得点は85点とまあまあ高め。4Lzが決まってプログラムも締まってくれば、SP100点を今度こそ達成できそうです。

 

こんな感じで今回は終了。関係ないですが、FGO周年鯖がそろそろ発表ですね。私はCV石田彰イラスト天野喜孝の羽生結弦安倍晴明がマルチサポーターとして堂々登場だと思うんですがどうだろう()。ほら、水着は弓のシエルだったわけですし(???)。

 

※これより下、身内話

 

 

 

 

 

 

余談

作業用ディスコにいる人には『Mado kara mieru』を予習してもらいました(物はいいよう)。『Chronos』も刷り込んでいます(前半部は違う曲だけど)。てへぺろ。

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