我らの我らのソフトバンクホークス

どうも、ころくさんの『鳩の日 干し芋』にて

福岡PayPayドームのホームランポールネーミングライツに因んで

【マルタイ 棒ラーメン】

を『鷹狂いの女』として送ったら即バレてたminanaです。

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(1:00:00すぎごろ)

さて、ころくさん発行の文芸誌「鳩舎」に掲載されている、12星座占いコーナーをまとめ&感想紹介してくださっているかのりさんのnote

“蠍座さんに「語って」と言ったときに一体どこまで語ってくれるのかちょっと試してみたくなることはありませんか?”

かのりさん noteより

という一文を見て、今強火にかけてる沼を紹介しない訳にはいかないなと思った蠍座女です♏

 

「政治と野球と宗教の話はするな」とも言うそうですが私はしますよ

推し球団【福岡ソフトバンクホークス】の話を!

※文章中に黄色い画像が入っている箇所はYoutubeの動画へ飛びます。かっこいいプレー動画へ飛ぶので是非!!
    あと、さそり座オタク、全力で語ったら文字数がとんでもないことになったのであしからず。

ちなみにこの記事、2023年9月末ごろから書き始めたんですが
推し選手たちにいろいろありすぎて、書いては消し書いては消し……
メンタルぺしゃんこになり筆が止まりを繰り返しての投稿となっております。(何があったかは深堀しないで)
書いてる途中で球春到来しちゃったよ…


まずは、福岡ソフトバンクホークスとは何ぞやという方へご説明を。

パ・リーグ所属で、福岡県福岡市中央区にある福岡PayPayドームを本拠地とした球団。
本拠地の福岡PayPayドームは2023年に開業30周年を迎え、日本の野球場初の屋根開閉機構が備えられているドーム球場。2023年は、球団創設85周年&ドーム開業30周年を記念したダブルアニバーサリーデーが開催された。

応援歌は「いざゆけ若鷹軍団」、勝ち試合の後には藤井フミヤの歌う「勝利の空へ」が流れる。(ご本人、サプライズゲストとして度々現れるのでホークスファンは「お、フミヤまた遊びに来たのか」くらいのテンションでリアクションしてしまう)

前身球団から含めて、日本一11回・リーグ優勝21回・交流戦優勝8回を誇る。

親会社は携帯電話事業で有名な Softbank 、オーナーは孫正義さん
ちょこちょこと球場にも来てくださり、2023年の東京ドーム開催のホークス主催試合では人生初の始球式を務めてくださった
「金は出すけど、現場に口は出さない」タイプの小さくてかわいいおじさま。

会長はホームランの世界記録を持っていた、王貞治会長
常勝ホークスを作ってくださった最高の監督であり「選手以上の負けず嫌い」とも言われているので、チーム状態がやや良くないときにはミーティングで喝を入れてくださったり
球団特別アドバイザーも兼任してらっしゃるので、今でもグランドで選手に直接指導してくださる姿もよく見かける。(他球団にいる良い打者の事も気にかけてらっしゃる姿も)

選手数は1軍から、NPB初の4軍まであり全部で121人。※23年シーズン
2023年は支配下登録(1軍の試合に出られる人数)は登録最大人数の70人。
2軍(ウエスタン・リーグ所属)以降のの本拠地は、同じく福岡県の筑後市津島にあるHAWKSベースボールパーク筑後(通称:タマスタ筑後)。

2023年シーズンの選手会長は【#6 今宮健太】選手。
キャプテンを【#9 柳田悠岐】選手、副キャプテンを【#24 栗原陵矢】選手が務めた。

2024年シーズン、監督は23年シーズン2軍監督で日本一に導いたホークス黄金期の主力【小久保裕紀】監督、選手会長は【#23 周東佑京】選手へ、キャプテンはなし。

球団マスコットは鷹をモチーフとしたハリーホークをメインに
ハニーホーク、ハーキュリーホーク、ホンキーホーク、ヘレンホーク、ハック、リック、ホック、ふうさん、こふうさん、バリカタくん、ひな丸(タマスタ筑後 所属)の12キャラ。(NPBで最多だそう)

2004年から、夏休み中のホームゲームで【鷹の祭典】と銘打った選手もファンも、皆で特別ユニフォームを着用するイベント(この鷹の祭典を期に、他球団でもユニホームを配布するイベントが広まった)や

2006年には、来場者の大半が男性というそれまでのプロ野球のイメージから脱却すべく、野球とは最も縁遠いとされていた女子高生をターゲットにしたイベント【女子高生デー】(後のタカガールデー、現在のピンクフルデー)

2016年4月14日・16日に連続して発生した「熊本地震」をきっかけに、震災からの復旧・復興を支援する活動として【ファイト!!九州 プロジェクト】を設立し、「ホークスが九州を元気にする活動」を継続的に展開するための取り組みとして、九州・沖縄の各地で行うホークス主催の公式戦での遠征試合開催と、ゆかりのある選手が各地の魅力を伝えるアンバサダーに就任するなどの取り組みを行う

など、老若男女問わずホークスに興味を持ってもらい、ファンになってもらう為の展開を沢山行っている球団である。

と、うっかり詳細を語りだすと更に長くなってしまうので概要はここまで。

 

さて、ここからは推し選手を語っていこうかと思うのですが
推しを片っ端から語ると、広く深く推すタイプの私は終わりが見えなくなってしまいそうなので
ホークス公式Xと同じ表記で1試合のスタメンをご紹介。
プラスαで紹介したい選手がいるけど投稿が遅くなっちゃうのでとりあえず。(今回は選手の写真は載ってません、自分で撮影したのあるけど育成ちゃんがないので)


【本日のスタ☆メン】
1中 周東選手

2二 川瀬選手

3指 柳田選手

4左 近藤選手

5一 中村晃選手

6遊 今宮選手

7三 井上選手

8右 川村選手

9捕 甲斐選手

先発  東浜投手



1番  センター

【#23 周東佑京/しゅうとううきょう】選手(野手最推し)

1996年2月10日生まれ 27歳 群馬県出身
180cm 71kg
右投げ/左打ち 内野手

今年に関しては、WBC準決勝で大谷選手を追い越しそうな勢いで、決勝点のホームに滑り込んだ選手といえば野球に詳しくない人にもどの選手か伝わるだろうか。

WBCでの守備固めでは外野に入っていたのだが、本職は内野手
セカンド・サード・ショート・レフト・ライト・センター
どこを守らせてもしっかりやれるユーティリティープレーヤー

今シーズンからメジャーのニューヨークメッツに移籍した千賀滉大投手や、WBCに出場した甲斐拓也選手、ノーノーを達成した石川柊太投手などと同じようにホークスの育成出身選手。2024年シーズンからは歴代最年少&球団初の育成出身選手での選手会長を務める。

盗塁のNPBにおける育成選手出身者初の盗塁王かつ、連続試合盗塁記録の世界記録保持者(13試合連続)。 2023年シーズンの盗塁王にも輝いた。

 

通常、盗塁をする際にスライディングするのは、ベース間での歩数の関係上、左右どちらかの足だけという選手がほとんどだが、周東選手の場合はその時の歩数や状況に応じて、左右どちらでもスライディングすることができる。(ちなみに、左足でスライディングした方がボールが当たった時の危険性の回避や、送球がそれたときに次の塁へ進みやすいというメリットがあるそう)
世界記録を達成したシーズンは二盗・三盗(二塁、三塁へ盗塁すること)を続々と決めていたことから名前と掛け合わせて『二盗、三盗、周東』というワードが誕生した。

そしてその盗塁も含め試合中に起こるのが、通常『得点圏』といわれるのは二塁か三塁にランナーがいることを言うのだが、周東選手の場合足が速すぎて一塁上にいても長打が出たり、ちょっとでも守備が乱れるとホームまで帰ってきてしまうことから『周東は一塁でも得点圏』というパワーワードが生まれた。(グッズもある)
なお、出塁すると盗塁を期待するファンから「走れ!走れ!周東!」の応援が沸き上がり、相手球団の実況解説者にビックリされることも。

足の速さがピックアップされることが多いが打撃力もあり、2022年には楽天の松井裕樹投手から人生初のサヨナラホームラン(動画タイトルの『ボールと喧嘩しない』は、打席に入る前に長谷川バッティングコーチがアドバイスした内容)

オリックスの宇田川優希投手からシーズン2本目のサヨナラホームランを放った。

2023年は、それまで24回1/3連続無失点ピッチングを続けていた、オリックスの山下舜平大投手から先頭打者ホームランを放ち(この日着ているユニフォームは球団創設85周年&ドーム開業30周年を記念したダブルアニバーサリーユニフォーム

楽天の岸孝之投手からプロ入り初の満塁ホームランを放つ

など、ホームランバッターや好打者と言われるタイプではないが、印象深い打撃が多い。
ちなみに4安打3得点3盗塁など、大活躍する試合が日曜日である事が続き『サンデー佑京』というワードもある。
今や武器である足を攻撃だけでなく守備でも生かし、どのポジションでもファインプレーがみられるのも推しポイント。

そんな周東選手だが、支配下登録され1軍の試合に出始めたころは、守備がうまくいかずに思わずベンチで涙を流す姿も。

それを乗り越えての今の活躍する姿があるので、ファインプレーでピンチを救う姿が見られるとグッとくるものがある。

また、自分がそうやってうまくいかなかった経験と、その時に励ましてくれた先輩の存在を知っているので、中堅といわれる年に近づいた今、投手野手問わずに悔しい思いをした後輩にそっと寄り添い声をかける姿を目にして、普段は年齢関係なくちょっかいをかけたりして構ってもらうような姿とのギャップに射貫かれているし、頼もしい先輩になっていてうれしい限り。(4:15ごろ)
内野手として出場した試合では、ピッチャーへの声掛けを積極的に行っており、それは2022年までホークスに在籍した松田宣浩選手の姿を見習って次は自分がその役目を担うんだと意識しているとの事。
実際に投手側からも「あそこで周東が声掛けに来てくれたから」というコメントも聞かれることがある。
ちなみになんと声掛けしているのかと聞かれての回答が「大丈夫、大丈夫」「やれる」とポジティブなのは勿論だが、「健太さん(今宮選手)のとこに飛べばどうにかなる」といったニュアンスの事も言ったことがあるようで、自分のところじゃないのかと突っ込まれた時は『その方が確実なんで』と笑っていた。
ちなみに、柳田選手や今宮選手などの諸先輩方にフランクに絡む一方で、後輩には尊敬もされているようだがなめられている様な場面も見受けられる 笑


2番  セカンド

【#0 川瀬晃/かわせひかる】選手

1997年9月15日生まれ 26歳 大分県出身
176cm 70kg
右投げ/左打ち 内野手

ベビーフェイスの愛されキャラ。通称「コボちゃん」(作者公認)
可愛らしい雰囲気の影響で若手に見られがちだが、選手歴は長めで子持ちのパパである。

過去に周東と共に二遊間を守っていたときは、失敗を乗り越えながら守備をしていたが
今や、師匠である【#6 今宮健太】選手とレギュラー争いをするほどの守備の名手に成長した。ふとした瞬間の動きが、今宮選手にそっくりなので一瞬間違いそうになったこともある。

本職はショートだが、セカンド・サードも守れる。なので、今宮・川瀬の二遊間・三遊間が生まれる試合もあり、師弟そろっての守備にテンションが上がるファンも多数。

試合状況に応じたバッティングが得意で、「バントや犠牲フライなど自分が犠牲になって点が入った時は、自分が打った時よりもすごくうれしかった。勝ちに結びつく『陰のヒーロー』の方が自分に合っていると思う」といったコメントをしている。
実際に2023年シーズン、特にスタメン出場の多かった後半は川瀬選手の一打で試合が動いたというシーンが多かった。

川瀬選手の状況判断が生きた試合で印象的なのが、2023年のピンクフルデー。
2-1とリードはしているものの、1点差2アウト満塁の場面で打席が回ってきて、選んだのはセーフティスクイズ(で尚且つドラッグバント)。あの瞬間、誰もが想像していなかった方法で点数をもぎ取った。動画の0:35ごろの雄たけびを見てほしい。川瀬選手のバッティング技術と、足の速さとが噛み合ってできた得点で、それを泥だらけで喜んでいる。めちゃめちゃかっこいい。
ちなみにこの攻撃はサインではなく、本人曰く「1ストライクの後、ビジョンに出た自分の打率2割2分9厘が目に入って、ファースト・セカンドの守備位置が下がっていたので、チャンスだと思ったし、確率がある方はバントだと思って」「このチームはスーパースターばかり。一人ぐらい地味な選手がいてもいい」といったコメントをヒーローインタビューで残している。
ちなみに、この日のもう一人のヒーローは【#7 中村晃】選手だったので、記事の見出しなどに『晃と晃(あきらとひかる)』と書かれることが多かった。

この日以降もチャンスの場面で回ると得点につながる気がしていたし、けが人や体調不良者が続いてレギュラーメンバーが手薄になったとき、各ポジションにピタッとハマる姿がカッコよかった。

2024年シーズンはレギュラー定着してほしい選手の一人。


3番  DH

【#9 柳田悠岐/やなぎたゆうき】選手

1988年10月9日生まれ 35歳 広島県出身
188cm 93kg
右投げ/左打ち 外野手

言わずと知れた、ホークスの顔「ギータ」
2015年にトリプルスリー(打率 3割・本塁打 30本以上・盗塁 30回以上)を達成、2023年シーズンは野手最年長で全試合出場、リーグ最多安打を記録。ベストナイン(リーグごとに優れた選手を人選ぶ賞)も受賞した、正真正銘チームの顔である。

足が速くて、肩が強くて、ホームランが打てる。かっこいい要素しかない。
これで3児のパパで、愛妻家。(2023年オフには奥さんとのディズニーシーデートでカチューシャを付けたバックショットをインスタに投稿。ファンの間で盛り上がった)
シーズン中は家族をドームに呼ぶこともしばしばあり、ヒーローになった時は「家族が来てるのでかっこいいところを見せられてよかった」とか「誕生日だからケーキを買って帰ろうと思います」とか話題にもする。
オンとオフの差が本当にないと周りの人が口々に言い、どこまでも優しくてかっこいい選手。
選手の間でも「ギータさんはマジでかっこいい」と言われる、男が惚れる男

2022年、2023年と2軍のころからお世話になった藤本監督の下でキャプテンを務め
2022年シーズンの最終戦、勝てば優勝が決まる試合の声出しで
『ダメやったら全部俺のせいで』と言えるかっこいいキャプテンでした。

2024年シーズンはキャプテンの任を解かれたので、契約更改で言った「めちゃくちゃしたろうかな」のギータを楽しみにしたい。

かっこいいのは間違いないんだけど、独特の【ギータワールド】が繰り広げられることがある。
そしてそれをも「ギータだから」で片づけられるのだからまたすごい。
相談事に関しても、独特の言い回しではあるものの割と的を得ているので福岡の情報番組で「教えてギータ先生」なるコーナーが不定期で存在する。
(2023年ファンフェスでの一幕) 

そしてギータといえば『変態ホームラン』『変態打ち』
佐々木朗希との初対戦で『初球ホームラン』、山本由伸から『グランドスラム』を放ち
「なんでその球がホームランになるの?!」というコースでも右に左に放り込む。
崩れた態勢で片手でホームランにしたりするので、味方にすら「こっわ…」といわれる始末
ホームランにならなくても珍な長打も度々発生する。バットの先でも当たれば何かが起こる。
 

ちなみに、珍打はホームラン・長打だけに限らない。
2017年のヤクルトとの交流戦で放った、ボテボテのサヨナラ打は一度見たら忘れられない。
選手の座り込む姿の見切れと映像のアングルまで味わい深すぎる映像である。

2023年のギータ珍まとめも見てほしい。
もうサムネから可愛い。はしゃぐギータは健康に良い。


あとは、野球選手であり1歳馬3頭の馬主でもある。
馬主になろうと思ったきっかけが「ディープインパクトのラストランを見たことがきっかけで、競馬ファンに。プロになったときにいつか馬主になりたいなと思ってずっと考えていました。」という。
3頭のうち2頭は名前が決まっていて、ギャラクシーハニーの2022(牡、父ルーラーシップ)は、『アクアプローヴァ』意味・由来は「イタリア語で水+挑戦」。伯父に重賞馬のモンドインテロ、セダブリランテスがいる血統。モンローラインの2022(牡、父サトノクラウン)は、『セイフウサツキ』意味・由来は「西風+広島の地名。故郷」。伯父にはJpnI馬ビッグウルフがいる血統。
もう一頭は、サラシー2022(牡1、父アルアイン)。母サラシー(父テオフィロ)のいとこに英国で14戦全勝の成績を収め、種牡馬入りした怪物フランケルがいる血統。

ちなみに、周東選手は柳田選手に影響されて競馬に興味を持ったタイプ。そんな周東選手の足の速さをかつて【アーモンドアイより速い】と例えたことがある。
(なんか馬の話も長くなったな…?)


4番 ライト

【#3 近藤健介/こんどうけんすけ】選手

1993年8月9日生まれ 30歳 千葉県出身
171cm 86kg
右投げ/左打ち 外野手

2023年シーズン、ホークスへ来てくれたWBCにも出場した最強バッター
2024年シーズンからデータ解析担当になる長谷川さんの事をめちゃめちゃ尊敬してる。
三児のパパで、下の子は双子なのだがパパの誕生日に生まれて、翌日が試合日でヒーローにもなったのでお立ち台でも報告した。取材陣には「もう、僕の誕生日は祝われないだろうな」と語っていたり。
そんな近ちゃんのパパみが感じられたのがファンフェスでのちびっ子ファンとの追いかけっこ

愛称は近ちゃん。登場曲が  SHINee  「Boys meet U」なので、近ちゃんに打順がまわる度にテンションがあがるK-POP兼業オタク。
師匠として慕っている、長谷川さんの現役時代の『打撃一閃』を継承した演出との差も好き。

初の全試合出場達成、四球の球団記録更新、ホームラン王、打点王、最高出塁率、ゴールデングラブ賞、ベストナイン、オールスター選出…移籍1年目で出来すぎである。

対戦していての印象的にかなり真面目な選手かと思いきや、楽しいことが大好きでお酒好き
野球の事ではもちろん真面目なのだが、ご機嫌でお酒を飲んでるかと思いきや、飲みすぎて記憶を飛ばすタイプという印象と真逆タイプだったのでびっくり。
加入して間もない、主要選手と首脳陣・フロントが一堂に会しての決起集会で「由伸は僕が打つので大丈夫です!」とご機嫌で発言していた。本人曰く、急に言われて「えらい人たちもいるし、何言おうかと考えた結果」らしいので強い。
あと、WBCをきっかけに甲斐選手をめちゃめちゃ好きになったらしく「甲斐さんを見ながら酒が飲める」との本人談。ホークス公式映像配信サービスで、WBCの振り返りをする座談会のときも「甲斐さん、甲斐さん」とずっと口にしていたし、褒められてデレデレしていた。
しかも、ホームランや打点などをお互い同じ日にあげていたりして、ヒーローに一緒になっていたりで『かいこん(開墾)ペア』とも呼ばれていたり、何かと縁のある二人。

プレー中に、きわどい打球に飛び込んでのファインプレーが随所で見られて、やっぱり守備もうまいんだなぁと浸っていたら、なんとゴールデングラブ賞(守備の優れた選手に贈られる賞)初受賞だった。びっくり。

ホームラン数もこれまでの自己最高11本を大幅に上回る26本に更新。
本拠地が変わったのもあるだろうが、数年前から長打が打てるように狙ってフォームを変えていたのが今年上手くはまったようで、安打製造機からホームランバッターにシフトチェンジというか兼業ぐらいにパワーアップしたので、新シーズンの活躍が楽しみでしょうがない。


5番 ファースト

【#7 中村晃/なかむらあきら】選手

1989年11月5日生まれ 34歳 埼玉県出身
175cm 80kg
左投げ/左打ち 外野手

ホークスファンの『愛する男 中村晃』

普段は黙々と準備し、打席でも簡単にはアウトにならない粘り強さがある職人タイプ。
ここぞ!という場面での打撃に信頼できるバッター。
阪神との交流戦で9回表 3対4、2アウト一・二塁 2ボール2ストライク。甲子園中に『あと一球コール』が鳴り響く中、逆転のタイムリーヒットを放って甲子園を静まり返らせた。
そしてもう一つの強み、バットコントロールの良さがよくわかるシーンがこちら。

普段もあまり感情を表に出すタイプではないのだが帝京高校出身なので、ファンフェスで2年連続MCを務めてくださった原口あきまささんにリアル野球盤でお馴染みの【魂(だましぃ)!】で弄られ、照れ笑いしながらも応じる姿が可愛い。過去には元日ハムの杉谷選手と試合前に微笑ましいやり取りも。
『晃が笑ってるならそれだけで幸せ』と言うホークスファンは数知れず。

登録は外野手だが近年は一塁が定位置となっており、4年連続ゴールデングラブ賞を受賞している。
ホークスの内野陣はアグレッシブなタイプが多いのだが、そんな内野陣がきわどい打球を捕球して体制が崩れながら投げても間違いなく捕ってくれる存在。ワンバンの処理が間違いなさすぎる。
本職は外野手なこともあり、背走しながらのボールの見極めもかっこいい。

周りの事をよく見ているので、選手間のタレコミは一番いろんな情報が出てくるし、実はお茶目な一面のある選手なので沼が一番深い選手なのかもしれない。老若男女『生涯晃推し』なホークスファンを見かける。

笑っている姿をたくさん見たい。


5番 ショート

【#6 今宮健太/いまみやけんた】選手

1991年07月15日生まれ 32歳 大分県出身
173cm 80kg
右投げ/右打ち 内野手

2022・2023年に選手会長を務めた『鷹の遊撃手 いまみー』

縦横無尽に走り回り、時には宙を舞い、【華麗な守備】を体現する選手。
2013年から5年連続でゴールデングラブ賞を受賞した守備の名手。

3人の男の子のお父さんで、オフには野球の練習相手をしている。
実家はお寺でお兄さんが継いでいて、オリジナルキャラクターの多い可愛らしいお寺と化している。自主トレ期間中には実家のお寺で【寒行】を行っているのだが、その姿もかっこいい。

大分の名門「明豊高校」出身で高校時代はピッチャーをしていたこともあるので、時折剛速球が飛ぶことがあるし、試合前練習で投手の投球フォームでキャッチボールをする姿も見にすることも。(ちなみに甲子園で1つの試合中に野手→投手→野手として試合に出場した)
夏になると甲子園スイッチが入るのか、より調子が上がるので『今年も明豊今宮きた!』とホークスファンは喜ぶ。

今宮選手と言えば守備範囲の広さも抜群なのだが、本人曰く「若手のころから長らく三遊間を組んだマッチ(元ホークス松田選手)の守備範囲が狭かったから」だそう。引退したマッチはインタビューで「あれはわざと健太の守備力を上げるためにやってた」とも言っているのでどちらが正しいのやら…。
あとは時折守備範囲が広すぎて「そこ外野じゃない?!」というところにもいたりする。ケガだけはしてほしくないので、ほどほどに…と思ってしまうファン心理。

ホームランも打てるバッターなのだが「ホームランは毒饅頭」だそうで、基本的には狙いに行かないスタイル。ただ、ここで1本出ればチームが勝ちに近づくという時は、狙って打ちに行く姿も。

そして今宮選手と言えば、華麗なる守備と同じくらい「これぞ今宮」というプレーが『バント/犠打』。コツコツ積みかさね、2023年シーズンで史上4人目・最年少での通算350犠打を達成。
左右に打ち分け、状況によっては不意打ちを狙ったり、サインが無くてもきっちりこなして見せたり。選手の間でも「今宮みたいなバントがしたい」と言われるほど、お手本のようなバントである。ギータが11年ぶりに送りバントを試みたときは『健太をお手本にした』と言っているものの、めちゃめちゃ立ったままのバント。ギータ、さすがにそれは無理がある。
350犠打を達成した後もコツコツ積みかさねているので、2024年シーズン中に400犠打達成も射程圏内である。(あと30本)

キャプテンの任を解かれたギータと共に、選手会長をバトンタッチしたいまみーにも大暴れしてほしい。


7番 サード

【#43 井上朋也/いのうえともや】選手

2003年1月28日生まれ 20歳 大阪府出身
181cm 88kg
右投げ/右打ち 内野手

2023年にブレイクの兆しを見せた選手の一人
シーズン途中に栗原選手がケガで離脱したことにより二軍から上がってきて、プロ初ヒットを放ったり守備面でもファインプレーを見せたりと今後が楽しみな若鷹である。

昇格数日前のファーム戦でサヨナラホームランを放ち、一軍初昇格で8番ファーストのスタメン起用。センターへ抜けるプロ初ヒットを放ち、その後の打席でもヒットを放ってアウトにはなった物の積極的な走塁を見せた。
ちなみに初ヒット後は、活躍に刺激を受けた周東選手が『井上おめでとう打法』でセンターへのタイムリーヒットを放ちホームへ帰している。
その日の先発は勝ち頭の有原投手だったので、しっかり勝利しヒーローにも選ばれている。

プロ初ホームランもビジター戦で、追いつかれた直後にホークスファンの待つスタンドへ勝ち越し打として放つなど運を持っている選手だと思っている。

なお、裏でよくバナナを食べていることからか先輩からもオフィシャルからも「ゴリ」呼びで、本にもノリノリである。

23年オフは、自分が入れ替わりで昇格するきっかけとなった栗原選手アメリカのアリゾナ州に自主トレに行っており、打撃力のアップを図っている。お互いサードのポジション争いをする相手だが、めちゃめちゃ仲良くなっているようなのでまた面白い関係性である。


8番 レフト

【#132 川村友斗/かわむらゆうと】選手

1999年8月13日生まれ 24歳 北海道出身
181cm 88kg
右投げ/左打ち 外野手

普通は背番号が3桁の【育成選手】は1軍の試合に出場できないのだが、ここは私の推しオーダーなので対象外ということで紹介。

4軍まで抱え育成から支配下の強力な戦力となっている選手をたくさん育てた【育成のホークス】だからこそ、支配下を目指して這い上がってきてほしい選手がいる。

その一人がこの川村選手。2023年のオープン戦(シーズンが始まる前の練習試合の様なもの)で1軍に呼ばれ、2打数2安打の活躍。ヒット後の塁上ではニッコニコ可愛い。めちゃめちゃ可愛い。打力も守備力も◎で、可愛いときたら推すしかないでしょ、となった瞬間である。

その後のオープン戦でもヒットを放ち、好守も見せ、わずかにポールの外ではあったがホームラン性の当たりを放った
かと思いきや、翌日に打ち直し弾を放つパワーを持っている

長打力もあり、守備力は2軍でもお墨付きで、ホークスファンのほとんどが支配下登録される…‼と期待していたが2軍の試合中のケガで離脱してしまい叶わず。

だがそのケガの後、2軍監督だった小久保さんから「自分で行けると思ったら言ってこい、使ってやる」と声をかけてもらい、リハ組卒(ケガ後のリハビリから通常練習への復帰)はまだだったが自分から志願して早めに復帰して、シーズン中の支配下登録は叶わなかったものの次に向けてアピールを続ける強さを持っている。

シーズンオフにウィンターリーグ(海外のリーグで日本がオフシーズンの間、若手が助っ人のような形で派遣される)に派遣され、その後アメリカのドライブライン(動作解析をして強化・改善に特化した施設)にも派遣されるなど2024年シーズンに向けた球団からの期待値がうかがえる。

左打ちの外野手は多いのだが、そこを乗り越えて戦力になってくれる選手だと期待してる一人。


9番  キャッチャー

【#19 甲斐拓也/かいたくや】選手

1992年11月5日生まれ 31歳 大分県出身
170cm 87kg
右投げ/右打ち 捕手

オリンピックやWBCなどの日本代表に何度も選ばれてきた、ホークス・日本の扇の要。

育成出身選手で、同期の千賀選手(現・NYメッツ)とのバッテリーを【せんたく】牧原選手と3人合わせて【せんたくまき】と呼ぶ。

2塁への盗塁阻止の送球は、無駄のない動きで正確に飛んでいくことから『甲斐キャノン』と呼ばれ専用ビジョン演出がある。
ホームランを打つと『甲斐キャノン(打)』と言われ、なぜかベンチの味方が頭を抱える 
低めの投球でワンバウンドした球は絶対に後ろに逸らさないようにガードが抜群で、投手がランナーの動きを察知して咄嗟にサインと違う球を投げても捕ってくれるので安心感が半端じゃない。(1:25のあたり)
ちなみに、千賀選手は甲斐選手がボールの当たり所の関係で悶えていると、マウンド上でニヤニヤしていた(本人は隠してるつもり)ので、球界一のおしどり夫婦と言われているのにこの時ばかりは『鬼畜』と言われる始末。 

そんな【せんたくバッテリー】で2019年に育成出身選手初のノーヒッター(ノーヒットノーラン)を達成したし、2022年には東浜投手と、2023年には石川投手とも達成しているので『ノーノー請負人』といわれてるとか。

甲斐推しは、キャッチャーフライを捕りに行くためにマスクとヘルメットを投げ捨てる姿と、戻ってきて被りなおすときのサラッサラな髪が大好き

サインを見やすくするためのネイルは何種類か用意があって、連勝してるときは同じ色を続けてみたり、ももいろクローバーが好きな石川柊太選手が先発の時はピンクにしてたりと細かいところのこだわりもしっかりあるタイプ。

WBCの時には大谷選手は試合中でないと球速が出ないタイプらしく、それまでとスピードも球威も違う球を受けないといけないので怖かったとか。本域の大谷さん怖い

あとは打席での動きなどに何とも言えない癖(?)があって、パテレ(パリーグ専門Youtubeチャンネル)が毎年まとめ動画を作るという…

常勝チームのキャッチャー・正捕手という立場上、外野からのノイズがどうしても多く、勝てばピッチャーのおかげ、負ければキャッチャーのせいにされがちで、それでも移動中も寝ずに相手チームの動画を見返して作戦を練ったり、試合中こまめに投手とコミュニケーションをとっている姿がかっこいい。
そんな甲斐選手の苦労を皆分かっているので投手、特に先発はヒーローに選ばれた時にお立ち台で「拓也(甲斐さん)のおかげで…」と良く口に出すし、クローザーのオスナ選手は勝った試合では甲斐選手へのリスペクトを込めてマウンド上でハグをする。
中村晃選手と同じくらい、甲斐選手が笑っているとファンはホッとする。

あとは今宮選手の次にバント・スクイズが上手い。サードに周東選手がいる時のスクイズは、敵も味方もファンもわかっているけど決めちゃう
バントを警戒してボールを外されても当てる執念。

知れば知るほど、面白エピソードやすごいエピソードが次々出てくる選手はそうないと思う。
それほどに甲斐拓也は『おしもれー男』である。


先発

【#16 東浜巨/ひがしはまなお】選手(投手最推し)

1990年6月20日生まれ 32歳 沖縄県出身
182cm 83kg
右投げ/右打ち 投手

沖縄生まれのさわやかボーイ。代謝が良すぎて、マウンド上で心配になるくらい真っ赤になりながら汗をかく。でもそんな姿も絵になるイケメン。(実は試合中にユニフォームを着替えに行くくらいびしょびしょになるそう)
滑り止めのロジンを多めに使うので、登板した日はマウンドがだんだん美味しそうなガトーショコラになっていく。

2023年にDeNAから移籍してきた嶺井選手とは沖縄尚学時代にバッテリーを組んでおり、2008年センバツで優勝したときも組んでいて【黄金バッテリー】と呼ばれていた。また、亜細亜大学でもバッテリーを組んでおり、10年ぶりにホークスで【黄金バッテリー復活】となった。
シーズン終盤には、東浜投手が先発・同じく沖縄出身の又吉投手が中継ぎ登板決勝点を嶺井選手がホームランで決めて【沖縄トリオでのヒーロー】も実現した。(ちなみにこのホームラン、私のすぐ後ろに着弾したのだが、ホームランキャッチとか無理である。バリ速い。怖い) 

2022年にはノーヒッターを達成100球以内で完封する【マダックス】も同時に達成し、2006年の山本昌さん以来の偉業。次の登板が沖縄での凱旋登板となるローテーションだったため、地元への大きな手土産となった。 

東浜投手はストレートシンカーを中心に、打たせてとるタイプ。低め低めにボールが集まり内野ゴロを大量生産していく。
多少ランナーを背負ったとしても、慌てずにピッチングができるタイプ。投手コーチの斉藤和巳コーチ(現・4軍監督)から「踏ん張って投げられるのは巨が一番」とも。

マウンド以外でも、もくもくと練習しているので一匹狼タイプかと思いきや、ただただ集中しているとそうなりがちなだけで、楽しいことは好きだし地味にちょっかいをかけて遊ぶタイプである。なので、2023年の自主トレで一緒だった、重田選手(現・ファーム広報)が自主トレをお願いした時は探り探り声をかけたそうで、一緒にいる日数が増えて人柄が分かってくると「巨さんは可愛い人ですよ」というコメントが出てくるくらいになっていた。
2024年シーズンからはスタッフと選手になった2人だが、球団職員としての打診があった時も真っ先に相談し、決まった後も真っ先に報告し、広報としての初仕事がファーム施設で自主トレしていた東浜選手の取材対応(偶然)という切り離せないような関係性になっているのが大好き。

もうひとつ、東浜選手の人柄のうかがい知れるエピソードとしては、育成から支配下に上がって一軍定着を目指す甲斐選手を、どんなに悪くても自分とのバッテリーを崩さない、甲斐とは離婚しないといったのが東浜選手だという。
それを知っているのが、現在解説などをしている達川さん。2017年当時はヘッドコーチで、シーズン中盤、コーチにベンチ裏で「お前さんら、もう離婚するか」と言われた。甲斐選手のリードが問題視され、コンビ解消を持ちかけられると、東浜選手は「甲斐は悪くないです。悪いのは僕。だから僕は絶対に拓也と離婚しませんよ。次は必ず勝ちますから!」。そこから有言実行の6試合連続白星。その年の甲斐選手は東浜選手が登板した全24試合でマスクをかぶったという【せんたくバッテリー】誕生前の【なおたくバッテリー】秘話である。


そんなこんなで語りまくったら、1万4千文字超えてました…

ここまでお付き合いいただいた皆さん、ありがとうございました。

もしほんの少しホークスに興味を持ってもらえたなら、是非テレビ・ネットで中継を見てみてください。
あ、その前段階として【ソフトバンクホークス】で検索して、選手一覧を見てみてください。ホークスは選手たちの顔も良いので。顔ファンからでも全然OKですよ!

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