招陽宮 御中
ネコちゃんの飼い主募集
かわいいここあにゃんは、生活にうるおいをもたらしてくれます。あなたも、かわいいここあにゃんの飼い主になりませんか?さまざまな種類のここあにゃんが、あなたの家族の一員になるのを待ってます。なお、ここで言うあなたとは澄(ここで文字は途切れている
皆さんこんころです。八咫烏シリーズを追憶まで購入したものの、まだ黄金までしか読んでないここあにゃんです。そちらのブログもいずれ書く予定。
今回は、怪盗クイーン最新刊となる『インド もう一つの0』の感想を書いていきます。ニューヨーク編のオチがアレだったので「大丈夫?熱中症?」となりましたが、今回は全然大丈夫でした。よかったよかった。
いや、大丈夫じゃねえよ?!
色々と大変なことが起きてます。それでは、感想へGO。
⚠️ネタバレ注意報⚠️
1.ストーリー
素晴らしいの一言です。ニューヨーク編のかなりモニョモニョするオチもちゃんと形を変えてやり直されてました。まあイルマは残念ながらあのままなんですが。いつか株を取り返せるといいね。
それはそれとして、ラストがヤバい。後でちょこちょこ言及しますが、前後編の前編としか思えない締め方でした。気分としてはブリテン異聞帯後編から1年待たされる感じ。しかも次は陽炎村らしい。過去編だとしたら生き埋めEndから2年待たせるおつもりで???
2.トルバ組
開幕RDの受難はいつものですね。今回は思い出にスパイスぶっかけられてましたが。しかも全スパイスを試した挙句調合が日本のカレールー未満て。調味料で遊ぶな。
やってることは「いつもの」ですが、その節々に伏線が見えてましたね。ジョーカーくんの「いつもと違う」もそうですが、ジョーカーくんを女性と戦わせてみたりしてますし。何より開幕ボケの題材は「カレー」。
ただテンションがいつものままなので、初見時は騙されたまま読み進めちゃうと思います。前後編表記が無いのはこれが狙いかもしれません。
3.探偵卿s&インド双子
ヴォルフ&仙太郎は今回も登場。ただ、コンビ感は薄れてました。おまけにヴォルフがマジで道化。結婚してからというもの、いいところが更に減っています。大丈夫かコイツ。
仙太郎は今回もベテランアルバイターでした。しかしジョーカーとのかけ合いが意外と良かったですね。ボケ空間での仙太郎は万能調味料説、あると思います。
冥美ちゃんは今回もかわいいですね。ルイーゼ、マライカに続く第3の保護者役として、それなりに頑張っていました。あと、肉盾としても。かわいそう。
新探偵卿はかませ犬でした。ナバイアよりかはマシですが。この二人は出オチ臭が凄くて不安になってしまいます。まあナバイアはともかくこっちは再登場の芽があるんじゃないかな。インド人だし(なんだそれ)。
インド双子はちょいキャラでしたね。インド編だから出した、以上の役割は無さげでした。
4.皇帝
アムリタが「シリーズ史上最も危険な獲物───」(帯紙より)になった最大の理由。いや力技過ぎるだろ。見ろ。卵と金貨と石とマライカ(猫)が再審請求をしてるぞ。半月石(20)さん曰く「獲物は人を傷つけるためのものじゃねぇ!俺と獲物バトルで勝負だ!」とのことです。現場からは以上です。なおピラミッドキャップさんも皇帝を名誉毀損で訴えようとしている模様です。ヴォイニッチ文書?アレはマガやらルイヒやらありきなので…。
そんなこんなで、最後はクイーンを倒して二人仲良く生き埋めになった皇帝。なんでこんなことするの???ちょっと男子???ヤウズくん泣いちゃうよ???
5.パシフィスト&現地の方
今回はまともだったパシフィストさん。まさか先生になるとは思いませんでしたが、上手くやるものです。ところでそのお金はどこから?
なんとなく強そうで、とんでもない武器を持ってる…くらいだった戦闘力の描写も解禁されました。武器最強。武器万歳。なんだかんだ機転もききます。遺跡荒らしは伊達じゃない。
現地民も良かったですね。やってることはNYイルマの焼き直し感がありますが。やっぱあのオチ気にしてない?
…といったところで、感想は終了。シリーズ完結までにヴォルフの見せ場が来ることを切に願います。まあジョーカー単独回が始まりそうなので、そこで頑張ってくれることを期待しましょう。
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