自身のあんスタ来歴
まず最初に私のあんスタ来歴について語らせてほしい。
実は私はあんスタ初見という訳ではない。ズ!の時代のValkyrie加入辺りに軽く履修していたので、その頃までのキャラだったら名前と顔とユニットが一致するくらいには知っていた。(あとやたらとYouTubeの広告で流れてきた日和くん)
その頃にハマってなかったのは、当時スマホを持っておらずゲームをプレイできなかったことと、単純にあんスタに推しがいなかった(できなかった)からである。
「Kiss of Life(ALKALOID)」という曲にドハマりした。
(正確に言えば、「EXCEED(Eden)」と「デートプランAtoZ(√AtoZ)」もめちゃくちゃ気に入ってリピートしていたのだが、こちらの2曲は原曲ではなく歌い手リレーの方を気に入って聞いていたので除外する)
(なお、「7人の歌い手リレー」の動画は現在「アンリミテッド☆パワー!!!!!(なかやまきんに君cover.)」以外削除されており視聴できなくなっている)
この出来事が切っ掛けで私はあんスタに対する諸々の気持ちが少しだけ落ち着き、ズ!時代の楽曲を再び聞くようになっていった。しかしこの時既に数多のゲームを掛け持ちしており、かつ、気持ちもあくまで少し落ち着いただけで依然として謎の反抗心等は残っていたため結局手を出すことはなかったのだ。
その後については詳細に語ると更に長くなるのでダイジェストでお送りしよう。
「Kiss of Life」の影響で何やら今のあんスタにはALKALOID・Crazy:B・Edenなるユニットが存在するということを知り、新キャラ5人追加でオーディションを行うことになる?という事を巷で聞き、そのうちの4人だけ新ユニットとして実装されたが関係性が一方通行すぎるというポストや”with”に関する話題を見かけ、なにやら某ラップのキャラが実は…の騒動でそういったキャラがあんスタにもいるらしいという話を聞いた。
ここまでが昨年(2024年)12月上旬までの私のあんスタ来歴である。
その出会いは唐突に
2024年12月上旬。
私はその日、バスに乗って目的地に着くのを待ちつつ、イヤホンを付けYouTubeMusicで音楽を流しながらpixiv徘徊をしていた。音楽を聴くときは気に入った曲しか聞かず、またプレイリスト機能が好きではない私は次のコンテンツや関連コンテンツにお気に入りの曲が無い場合は手動で曲を切り替えていた。だが希に、切り替え忘れて次の曲が流れてしまう時がある。あの時もそうだった。
「Kiss of life」から切り替え忘れて、2曲目・3曲目・4曲目が流れていった。
何かをしながらでも曲調は頭に残っていたのか、気づいたときには2回、3回、4回…と狂ったように再再生していた。そして思った。
「えっ何この曲好きだが???」
この時聞いていたのが「Distorted Heart(ALKALOID)」「Hysteric Humanoid(ALKALOID)」「Believe 4 leaves(ALKALOID)」であった。
そう、ALKALOIDの沼に片足突っ込んでしまったのである。
特にお気に入りになったのが「Distorted Heart」。
歌詞もテンポも良くて、早口めなんだけれど一音一音ハッキリしているというかちゃんと聞き取れて、歌唱の割り振りがほぼ均一(検索してみたら天城一彩(ALKALOIDのリーダー)センター曲と記載されていて、私の中でセンター=他のメンバーより歌唱量が多いイメージだったので驚いた)で、一人ひとりの歌い方が目立つというか良さが詰まっているような感じなのがめちゃくちゃ大好きだった。著作権の関係でここ好き(な歌い方)ポイントを詳しく紹介出来ないのは残念だが、まぁこの楽曲隅から隅まで最高なので是非皆さんも聞いてみてください。
話を戻そう。結局その時もあんスタに手を出したりはしなかった。しかし謎の反抗心等はいつの間にかなりを潜め、ふとしたときに思いをはせてしまうくらいには生活に入り込んでいた。
(その際何故か「Ghostic Treat House(fine)」のMVを見ていたりしたが、多分ぼーっと曲流してたら切り替え忘れて流れたパターンだろう。あの曲はサビの弓弦(伏見弓弦:fineのメンバー。上記楽曲においてセンターを務めた)の両手を挙げてから振り向いて後ろ手を組むところが最高すぎる)
そして12月も中旬に差し掛かる頃、私は二次創作に手を出してしまったのだった。私は確信した。
「あっこれもう手遅れだ」、と…。
今までハマった他のゲームも半分はそうだった。最初はこれ以上沼を増やさない!だから手を出さないぞ!と思っていたモノに限ってふとした時に二次創作をチラ見(チラ見どころではない)してしまい結果ドハマりするという流れだったのだ。某人理修復ゲーも某ヴィランズゲーも某元素反応システムゲーも某ゼンでレスでゾーンなゲームもその口だった。
案の定、あんスタやりたい欲が出始め、即欲に負けた私は遂に手を出してしまったのであった。
プロデューサー就任、しかし…
そうしてあんスタに手を出した私だが、自分は偶に熱した直後に冷め始めたり、熱が冷めた時の反動が凄いのが自覚していたので(実際数年間ランクイベ等に積極的に参加してたくらい熱を上げていたが突如熱が冷めてしまい1年以上ログインも情報を追ったりもしなくなったゲームがある)、ブラウザ版があるbasic⁽*⁾のみプレイして様子を見ていた。やるからには永く楽しんでゲームやりたかったからだ。
*あんスタのアプリには育成メインのbasic、音ゲーメインのMusicがある。
だがここで問題が発生した。自分、basicのゲームシステムと絶望的に相性が悪い。basicでは規程ターン数でアイドルのステータスを上げてライブを行い、入手した素材でカードを強化していくといった形なのだが、これが自分とは合わなかった。今まで似ているゲームでウマ娘やブルーロックPWCにも手を出していたが、現在は引き継ぎコード等の保管だけしてアンインストールしている。学マスにも手を出してみたが、チュートリアル育成以降新規手鞠SSRを引いてからログインも殆どしていない。それくらい、ああいった感じの育成ゲームが長続きしないのである。
それに自分は元々別の音ゲーで遊んでいた身。やっぱりシャンシャンノーツを叩きたくなってしまった。と、いうことで早々にbasicを辞めMusicに手を出した。
本格的な沼落ち
Musicを始めたはいいものの、依然として推しがいなかった。
ALKALOIDの楽曲に刺さるのが多かったというだけで、ALKALOID自体に完全に沼った訳ではなかった(なんなら「この紫髪ギザ歯の人ちょっと怖いなぁ…」とか思ってた)し、他にもこのキャラ好みだなぁ…といったキャラはいたが好み止まりな上9割見た目での判断だった。
とりあえず遊んでいるうちに推しもできるやろ精神で過去あんスタを軽く履修していた際に好きだったもりちあ(守沢千秋:流星隊メンバー・元リーダー)を中心に、運良く手に入れた☆5の一彩くんと9周年限定カードの面々を編成し遊んでいた。
そんな私がALKALOID箱推しになったのは、そう、二次創作が原因である。
pixivにはディスカバリーという、「あんさん、今までのブックマークからみてこういうのが好みなんやろ?これはどうや?」と進めてくるシステムがあり、前述した私をあんスタへと駆り立てた切っ掛けの二次創作を元にALKALOIDのタグが付いているものを中心にあんスタ二次創作が表示される事が爆増したのだ。
そうして私はALKALOID Pの方々が描かれた素晴らしい作品に心を奪われ、いつの間にか頭の中をALKALOIDに占領され、本家本元のキャラ達にも心を奪われ、ALKALOID沼に頭まで浸かることとなった。
何を言っているかわからないって?私もわからない。本当にいつの間にか私の生活の中にスッと入り込んできていた。恐ろしやALKALOID…!
推しとなったのはALKALOIDだけではない。9周年からの新キャラ、滝維吹くん、イベントストーリー「追憶*遊色が奏でるオブリガート」に登場する十条要くんもだ。

滝維吹/あんさんぶるスターズ!!Musicより ゲーム内スクリーンショット
維吹くんは元々昨年(2024)新キャラ発表された際チラッとビジュアルを見ていて、その時は「あ~結構好きなタイプのキャラデザだな…」くらいだった。しかしMusicを始めた際にPUされていた9周年限定カードの維吹くんを見、ボイスを聞き、キャラ設定を知り無事沼落ちした。
白虎のような髪色に生まれた土地である沖縄の海を彷彿とさせる瞳、立ち絵の等身からして身長低めの少年枠かと思いきや(最初新キャラ全員12~13歳くらいだと思っていた)165cmかつ新キャラ達の中でも年齢が上から二番目の高校1年生というこれから爆イケに成長すること間違いなしの可能性の塊である。しかも武闘派でありながらアメリカ育ちの影響からか普段はめちゃくちゃ論理的な思考をしていて大人びているが、画像のようにかなり切羽詰まった状況だと語彙力が無くなって少年っぽさが増すのもまた良い。

十条要/あんさんぶるスターズ!!Musicより ゲーム内スクリーンショット
要くんは、ALKALOIDの二次創作を見た際に存在を知った。アイドルではあるが現状(2025年2月時点)NPCであり実装はされていない子。ALKALOIDと同時期に追加されたユニット・Crazy:Bに所属するHiMERUと瓜二つの見た目で、だけどHiMERUより髪が短めでどこか幼さを残した美人さん。前述した「某ラップのキャラが実は…の騒動でそういったキャラがあんスタにもいるらしい」に関係するキャラがこの子である。
私は幼め・かわいい系のキャラに目が行く事が多く、要くんもその一人だった。いや正確に言えば幼さが残っているだけでかわいい系ではないのだが、最初に見た公式絵が涙目の要くんだったのがいけなかった。かわいいフィルターがかかってしまった。一人称が「ぼく」なのもかわいさに拍車を掛けている。一見知的やクール系っぽい見た目をしながら、その実頭はよわよわで生意気なのも良い。
こんなにかわいい要くんだが、これでもかと重い設定を詰め込まれていて辛すぎる。簡単に言えば「母親のせいで人生を狂わされているのに、母親を慕っている」、ある意味無邪気で純粋な、本人は悪くないのに家庭環境のせいで割を食ってる激重キャラである。
現在事情があって実装が難しい状況なのだが、もう直ぐあんスタ10周年ということで、区切りの良い数字かつイベントストーリー中で要くん実装に希望が持てるような文章があったことで「名前に”十”がある要くんが実装されるのではないか?」という考察が囁かれている。私としては是非実装していただきたい。だって「十条要」本人を愛しプロデュースしたいのです……沢山の愛を貰って幸せそうな要くんがみたいのです……切に、切にお願いします………。
流石に長く語りすぎました。ALKALOIDもメンバー一人ひとり語りたいところですが流石に長いのでまた今度、記事を書く機会があればそちらで語りたいと思います。
不満点
さて、ゲームシステムに関しては概ね満足しているが、2点不満がある。
それはクロススカウト(イベント特攻ガチャ)以外天井機能が無いこと、衣装(カード絵)の出来の差である。
このゲーム、そもそもダイヤ(ガチャ石)の配布数が渋い。どれくらいかというと、まず10連で350個・1連で35個必要なのだが、1週間ログインしても1連もできない量の石しか貰えない。累計ログインボーナスもあるが、それでも10日ごとに1連分(しかも希にガチャ石ではないアイテムが配られる)、ストーリー読了報酬も一話につきガチャ石1個で1イベントにつきイベントストーリー+クロススカウトストーリーで大体24個⁽*⁾ほど。
ランキング報酬を除いたイベント報酬のダイヤも最大で170個⁽*⁾。つまり1イベントにつき約5連分ほどである。
*記事執筆中に開催されたイベント「試恋 ステップで踊るラブコレクター」、クロススカウト「devoted to you」を参照
アルバム発売記念スカウトや9周年記念スカウトといった特殊なガチャはPUカードが二枚以上確定といった良心的仕様ではあるが、誕生日スカウト・クロススカウトはそういった仕様はない。ただ単に☆4以上が一枚以上確定なだけである。つまり、最悪10連で1枚も(☆3すら)PUが来ない可能性もあるのだ。しかも誕生日スカウトはクロススカウトと違い天井機能が無いので何十連しても推しの☆5が引けない地獄の状態になる可能性もある。
実際私は天城一彩誕生日スカウト(☆5狙い)・礼瀬マヨイ(☆5)クロススカウトで両方とも100~150連ほどし、両方とも驚異の4すり抜けをした。☆3☆4は一応PUを引けてはいたが…PU、とは……?
10連で1枚もPUが来ない、というのであれば他のゲームでも普通にあるだろう。だがしかし待ってほしい。そもそもあんスタと他のゲームではダイヤ(ガチャ石)の重要度が大分違う。
あんスタのツアーイベントを除いたイベント報酬☆5を獲得するにはダイヤでのBP⁽*⁾回復が必須だからだ。
*ブーストポイント。あんスタにおけるAPのようなもの。これを消費(使用)したライブでないとイベントPtが獲得できない。
別に推しキャラ・推しユニットのイベントでなければそこまで走る必要は無い。報酬のダイヤ全回収程度であれば自然回復+配布のBP回復アイテムでも十分出来る。しかし先輩方によると、特攻無しで報酬の☆5の1枚目を入手するのに1000個前後ほどダイヤが必要になるとのこと。じゃあ特攻引けばいいのでは?と思うかもしれないが、特攻カードは☆3☆4の無凸微凸じゃ焼け石に水、☆5は無凸でも特攻20%だけど引けるのに何連かかるか分からない、そもそも推しがイベント報酬の時は特攻カードはイベント報酬キャラを除いたキャラ(=推しではないキャラ)になるので、10連で350個消費するのとBP回復で350個消費するのとではどっちが堅実かと言われるとBP回復の方なのである。
一応、何かの記念等で配ってくれたりはするし、課金石の値段も良心的ではあると思う。周年などでお得パックも販売してくれるし、なんなら「絶対に推しが出来る部屋」という推しに選んだキャラの☆5カードが貰えるイベントもある。まぁ☆5カードが貰えるのは初回参加時だけなんですけれども…
しかし箱推しの人・推しが色んなユニットにいる人・箱推し+単推し数名いる人などは結構キツいんじゃないか?と思うのだ。私がそうですし。なんならもうだいぶ課金をしている気がする。
ただ先輩方によれば過去「ウェルカム祭」なる催しで無料100連をしていた事もあるらしく、丁度記事を書いている今現在ウェルカム祭の告知がされていたので、実際に体験してみたら気持ちが変わるかもしれない。楽しみだ。
そして2点目、「衣装(カード絵)の出来の差」である。
まずこちらを見てほしい。

公式X「あんさんぶるスターズ!!【公式】」より 『クロススカウト・devoted you/IDEAL』の☆5カード

公式X「あんさんぶるスターズ!!【公式】」より『クロススカウト・devoted to you/PURE』の☆5カード
画像は2025年2月上旬~中旬に開催されていたクロススカウト「devoted to you・IDEAL/PURE」。IDEAL(画像左)の衣装はバレンタインらしく、でもかわいすぎず、俺様系のキャラにも違和感なくマッチしている、と私は感じた。しかしPURE(画像右)の方はどうだろうか。一応IDEALとセットなので、衣装の大部分は一緒なのだが…腕の装飾を見て欲しい。なんだそのトゲトゲは。いや本当になにこれ???多少の差を出したいのであれば衣装のカラーリング・腕まくりで十分だと思うのだが…。
あと結構色んな衣装でやたらとチェーン系の装飾が施されているが、一部から「風呂栓のチェーンか?」「装飾が微妙にダサい」「またチェーン系の装飾付けてる…」「装飾のセンスが小学生」とかツッコまれてる模様。
カード絵に関してはまぁいつも最高の絵を出すのは難しいだろうしな、とも思うのだが同じキャラでもだいぶ差はあるな…とも思う。

公式X「あんさんぶるスターズ!!【公式】」より【ツアーイベント】『応えたい想い/つぶらな梅花雪花』の報酬カード

公式X「あんさんぶるスターズ!!【公式】」より『クロススカウト・傾慕の華/享楽』のカード
同じキャラ・同じレア度で両方開花後(他ゲーでいう最終再臨や特訓後)の絵だが、差は一目瞭然。一応画像左はイベント報酬、右はガチャのカードという違いはあるのだが、そもそも実装は左の方が先なのである。
画像左のような感じのカードは他のイベント報酬カードでも見たことあるので、もしかしたらイベント報酬カード用の描き方なのかもしれないが…。
最後に
ここまで長々と語ってしまったが、正直まだまだ語り足りない。
MV語りや衣装語りもしたい気持ちがある。
幸いあんスタは利用規約を守れば画像やMVのスクショの使用はOKという事なので、前述したALKALOID語り同様、MVや衣装系について語る記事をいつか書きたいと思っている。(ただこの記事尻叩きから1ヶ月以上経った今やっと書き上げたからどうなるかなぁ…)
あんスタにハマったことで当然出費は増えてしまっているが、その分日々を過ごす糧となっているので、これぞ嬉しい悲鳴、必要な犠牲でしたというモノでしょう。これからも推していくため、頑張らなくては。
それでは、拙く乱雑な文にも関わらずここまで読んでいただきありがとうございました。
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