フィギュアスケート名鑑 第2回 高橋大輔

こんころで〜す。

今回は、昨年夏以来エタりかけていたフィギュアスケート名鑑シリーズを復活させていこうと思います。紹介するのは、高橋大輔さん。ということで、早速中身に入っていきましょう。まあ、その前にちょっとした小話もあるのですが。

導入:カエルのためのソナチネ

ということで、何故今回高橋大輔さんを紹介しようと思ったのかについて、簡単に説明していきたいと思います。まあ理由は大きく分けて二つありまして…

1.高橋大輔プロデュースアイスショー「滑走屋」の開催

一つ目はこれ。今週末の開催です。動画撮影もOKらしいので結構色々出回ると思うんですよね。そんなわけで、滑走屋の直前に紹介ブログを上げてみようと思い立ったわけです。

そして、もう一つのきっかけがこちら。

2.カエルさん

自転車と共に山に身投げして一週間遁世したり、荒ぶる鷹のポーズで線路から落っこちて優勝したりするヴァイオレェェェエンス!!(CV:アヴちゃん)なあのお方に、ひょんなことからバンクーバーの高橋大輔の動画を送ったところ、なかなかにお気に召したようなんですね。(というか元々ファンだったみたい)

そういうわけで、このブログを書くに至りました。実は少し前に別のフォロワーさんが安藤さんの話をしていたので、そちらの紹介もしようかとは考えたんですが、合法無料アーカイブが少ないので断念しました。グリーグのイ短調(2010~2011シーズンFS)とか合法無料アーカイブ一つもないんじゃないかな。

さて、経緯の説明も終わったところで、早速本題に入っていきましょう。

1.「Eye」(2009~2010シーズンSP)

最初にご紹介するのは、2009~2010シーズンショートプログラムの「Eye」。作曲者は、ポケモンの映画(水の都)で劇伴を務めたことでも有名なアコーディオニスト、cobaさん。

前半の完成度の高いジャンプやスピンも高橋選手(※今は引退済みだけど便宜上こう呼ぶ)の強みではありますが、やはり見せ場は世界一とも称されるステップでしょう。

短いターンとステップの連続で魅せながら、しかしリンクをあっという間に横断していく伸びやかなステップワークは、唯一無二のものと言ってよいのではないでしょうか。随所に仕込まれたマイム(で合ってるのかな?)も、曲の緩急や雰囲気を引き出していて素晴らしい。

2.映画「道」より 2009~2010シーズンFS

続いて紹介致しますのは、同じく2009~2010シーズンのフリープログラム、「」。映画の曲ですね。私は映画を見ていないのでそっち方面の感想は言えませんが…(←オイ)

技巧で楽曲を奏でるかのように演じる「Eye」に対し、こちらは一人の人物を描きあげるかのようにプログラムを演じていきます。いわば役者。最初の頭カキカキポーズや随所に織り込まれた仕草から、等身大の「人間」が見えてくるんですよね。

高橋選手が描きあげるのは、人間の美しさだけではありません。時に儚く、また時には情けなさ、弱さをも表現していくことで、一人の人間の歩み、即ち「道」を完成させていくのです。

…なんて言ってはみましたが、当時の記事も映画も参照していないので評論としての信憑性は0です。カナシイカナシイネ。

ちなみに、とあるジャンプ漫画では名前こそぼかされているもののイメージイラスト付きでこの演技が紹介されています。ツーオンアイスって言うんですけど(ステマなんだかダイマなんだか)。

3.「バイオリンのためのソナチネ」 2013~2014シーズンSP

(4:47:30~)

続いては、2013~2014シーズンSPの「バイオリンのためのソナチネ」を紹介していきましょう。はい。諸事情でこの時は「作曲者不明」になってたアレです。

ピアノとバイオリンが織り成す旋律に身を任せるように演じるプログラム。前二つに比べると飾り気はありませんが、その分高橋選手が磨き上げてきた技巧や表現手法をダイレクトに感じることができるのではないでしょうか。

4.「Conga and Rhythm is Gonna Get You」ほか 2022~2023シーズンRD

時間も競技も飛びます飛びます。男子シングル引退後、アイスダンスを始めた高橋選手。五輪出場歴もある女性選手・村元哉中選手とカップルを結成し、3シーズンほどアイスダンス選手として活動していました。こちらの演技はラストシーズンのもの。

もう掴みから完璧と言えます。「振り返る」動作にこれ以上ないくらい表現を乗せられる二人だからこそできる動きです。ちなみに最初のドアップ、試合によっては正面顔パターンもあるらしいですよ。

そこから始まる踊りがこれまた素晴らしい。足元を細かく、しかし滑らかに動かしながら、絶えず興味深いムーブメントを実施しています。私、アイスダンスのことはよくわからない民(日本選手だけ見てる)なのですが、この演技には確かな魅力を感じましたね。

余談ですが、カップルを結成したまま引退しているので今でも二人揃っての演技が見れたりします。アイスショーなので少なくとも4桁ほどお金が吹っ飛びますが。あともう一つ余談を挙げると、村元選手のお姉さんは現在木下アカデミーでコーチをやってたりします。つまり麻央ちゃんのコーチ。

あとがき:The Phoenixのポーズ

そこ、サムネの構図がぐちゃぐちゃとかカエルさんのアイコンと毛ほども似てないとか言わない。下手の横好きで絵を描いてるから仕方ないんだ。あと文字通りの手書き(toスマホ)だから線がぐっちゃぐちゃ。泣けるね。

そういえば、リンク切れ問題があった気がしますが…画面をデスクトップに変えると多分解決します。サイト最下部に切り替えボタンがあるはず。

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