ハンズクラフト実装!!!!!!!!!!

あのハンズクラフトが実装した!!あの!!ハンズクラフトが!!あんさんぶるスターズMusicに実装された!!!!!!!!!!!!!!!

 

ヨッシャ〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

皆さんもハンズクラフトのMV見ましたか?私は見ました。ナニッ、まだ見てない?見なさい、ハンズクラフトのMVを見なさい。

YouTube MaM「ハンズクラフト」 あんさんぶるスターズ!! Music ゲームサイズMV

『ハンズクラフト』、それは究極まで三毛縞斑という個人が透けて見えるユニット曲。三毛縞斑の湿っぽさを全開にして、色気まで足してきたトンデモMaM曲。初出は「Double Face『No name yet』あんさんぶるスターズ!! ESアイドルソング season2 – Single」に収録されたMaM名義の楽曲だ。

以前まで、あんさんぶるスターズの新規楽曲は、イベント曲として実装されたものを除けば、発売日までは視聴の数十秒程度しか聴けなかった。そんなわけで、試聴時点ではそこまで騒がれていなかったように思える。強いて言えば、MaM名義の曲がある!というくらい。

が、去る2022年5月22日、界隈は震撼した。三毛縞斑のオタクたちで構成されたTLは、『ハンズクラフト』によって息も絶え絶えの感想で溢れかえる。「MaMの新境地」「Double Faceを経た三毛縞斑」etc……

『ハンズクラフト』はご存知の方は分かるだろうが、今までのMaMとは一線を画す、ある意味、挑戦的な曲調である。大体MaMというのは、そのユニットイメージが「お祭り」であるように、明るい曲調が多い。『愉快痛快That’s alright!』は良い例で、ああいったハイテンションで元気になれるような曲がほぼと言っても過言ではない(三毛縞斑名義のソロ曲は別である)。

というのも、また「ハンズクラフト前」の話である。つまり、『ハンズクラフト』はMaMの歴史において一つ、大きな転換点を作ったのだ。ちょうど、西暦がイエスの生誕前後で分けたように、MaMにおいても「ハンズクラフト前」ハンズクラフト後」が存在するのである。

『ハンズクラフト』は以前のMaMから想像される賑やかな楽曲ではなく、どちらかというとマイナー調で落ち着いた雰囲気の曲だ。MaMの曲というよりは三毛縞斑のソロ曲という方が近いくらいに。しかし、この三毛縞斑はDouble Faceとしても活動している三毛縞斑である。『=EYE=』や『No name yet』、『Secret of Metropolis』などといった今までの“アイドル:三毛縞斑のイメージ”とは違った楽曲を歌ってきた三毛縞斑なのだ。

そもそも、ソロ曲との雰囲気とは近いのだから、この曲が彼に似合わないわけがない。ただ、オタクが勝手に死角から殴られた、それだけの話である。
それだけの話ではあるのだが……確かにMaMらしさもあるのだから、オタクはこうも煩悶しているのである。

これはあくまで個人的な解釈の話であるが、MaMというユニットは、MaMとして舞台に立つのこそ三毛縞斑だけだが、MaMがパフォーマンスをしている時、観客もまたMaMの一人になって楽しめる――そんなユニットなのだ。彼のキャッチコピーが笑顔咲くお祭り男」なのは伊達ではない。彼は一人でライブを盛り上げ、そこを自分だけの「お祭り会場」にする。老いも若きも、ファンもアンチも関係なく。そうやって、立場も思想も関係なく楽しく笑って騒げる場所、それがアイドルユニットのMaMである。

では、『ハンズクラフト』はどうだろうか。これもまた、他のMaM楽曲と同じようにこちら側に向かって歌っている曲である。一つ、違う点を挙げるとすれば「みんな」ではなく「二人きり」であるというところだ。

『愉快痛快That’s alright!』が笑顔や歓声の溢れる昼の祭り会場であるなら、『ハンズクラフト』は祭りが終わる直前の、人の波が引いてきて湿度の含んだ風がそっと吹き抜けていく夏祭りの夜である。
活気ある祭り会場の人波から少し外れ、提灯の光の粒が遠くに祭り会場を点描し、祭りのフィナーレを飾る花火が時たま、二人の顔を照らし出す。熱っぽい頬を、夏の夜風が撫でる。その心地良さ。そして、その時握りしめた手と手の温もり。それが『ハンズクラフト』である。

 

やっぱりこれって恋じゃねえかな。

 

もし、恋に相当する語彙がない世界が存在するのならば、その世界は『ハンズクラフト』のことを恋と認識するに違いない。

やっぱりこれは恋なんだ。

最高だな……

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