スケカナ男女フリー

こんころ〜

なんかWordPressがバグったようで、フォントが変になってしまいました。どう表示されるかはわかりませんが、読みにくいかも…

それと、レポートを処理しないと単位が死ぬので3戦目のフランス杯はレビュー無くなるかも。ただ男子が鍵山アダムマリニンの大怪獣バトル回なのでそこはどうにか書きたい。

それと前回、女子の解説は鈴木明子さんと言った気がしますが…荒川静香さんでした。失礼しました。

ということでスケカナ男女フリー感想をあげていきます。まあ表彰台+αくらいがせいぜいですが…

1.渡辺倫果(日本) 合計182.08 フリー124.56

ショートでミスが出てしまい、7位発進となった渡辺選手。フリーは堅実にと考えたのか、3Aを予定していたであろう部分は2Aに。しかし、ルッツが抜けてしまうなどのミスが出てしまい総合順位も6位となりました。終盤のステップもやや渡辺選手らしからぬ平坦さというか、音楽への没入感が無いものになってしまった気がします。

2.松生理乃(日本) 合計198.62 フリー132.33

ショート3位からのフリー。昨シーズンから継続の「Nella Fantasia」を完璧に滑り切りました。…いや、実のところ、回転不足のジャンプが多く完璧とは言えない内容ではあったのですが。とはいえ、全てのジャンプを着氷しきって表現にも意識を回せたのは良かったです。昨季中盤あたりまではそんな余裕もなさそうでしたし…。

3.キム・チェヨン(韓国) 合計201.15 フリー130.84

ブノワ・リショー振付のフリーで勝負に出たチェヨン選手。ほとんど完璧でしたが、松生選手同様回転不足が響き、フリーだけなら4位という成績に落ち着きました。まあ合計では2位なのですが。振付も体に染み切ってない気がしたので、今後に期待ですかね。

4.坂本花織(日本) 合計226.13 フリー151.00

つよつよでした。苦手ジャンプのルッツ含め一点の曇りもない演技で150点台をマーク。総合得点も220点台に乗せ、余裕の1位でスケートカナダを締めくくりました。

正直、前戦のジャパンオープンに比べると表現面は微妙かも。とはいえ、ジャンプ・ステップ・スピンなどの各技術要素には瑕疵が一切ありませんでした。この調子が維持できれば世界選手権3連覇も夢じゃないのでは?

続いて男子に入ります。

1.マッテオ・リッツォ(イタリア) 合計246.01 フリー171.02

ショート8位からの大逆転で3位まで上がってきました。凄すぎる。

どうやら右足を怪我していたようです。それでも4回転に果敢に挑み、フリーでは4Tも4Loも成功させてみせました。3Aのステップアウトとスピン・ステップのレベル取り以外は大きなミスもなく、フリーだけなら2位の成績。素晴らしい。

2.三浦佳生(日本)合計257.89 フリー177.09

フリーは大人気アニメ「進撃の巨人」から。インタビューなどを詳しく見たわけではないのでコンセプトなどはわかりませんが、進撃の巨人を熱心に追ってる人なら理解できるかも。

フリーの冒頭では4Loを予定していましたが、ジャンプの不調もあってか3A+1Eu+3Sに変更。(Euはオイラー。軸足を変更するための1回転ジャンプと考えてください。) その後のジャンプも単独の3A以外は成功させ、3本の4回転を入れたプログラムをしっかりと演じ切りました。

前日からリンクの氷が硬く、苦しんでいたようです。フリー前には他選手を通じて安藤美姫さんに連絡を取り、アドバイスを頂いたとのこと。氷の硬さからか、StSqやChSqも出来がイマイチではありました。しかし、ここでちゃんと力を発揮できたことはこの後のグランプリシリーズや全日本選手権にも繋がってくるでしょう。

3.友野一希(日本) 合計245.12 フリー163.49

今シーズンでは心機一転、今までプログラムに用いてきた賑やかな曲とは正反対の静謐なクラシック曲をフリーに選んできた友野選手。

4回転は3本準備していましたがほとんどが乱れてしまい、3Aも着氷が乱れるなど、全体的に微妙な結果となってしまいました。しかし、曲表現についてはかなりいい線をいっているのではないかと思います。まあ静かかつ一定のリズムを繰り返すという舞踊に用いるにはやや難しい曲なこともあってか、ベストな仕上がりは遠そうな雰囲気でしたが…。

4.山本草太(日本) 合計258.42 フリー168.86

ショートで高スタートを切った山本選手。本人いわく、フリーの方が仕上がっているとのことでしたが…?

調子は問題なく、滑り出しからの4回転3本についてはいずれも完璧な仕上がりでした。しかし、昨年から課題にしている3Aを2本とも失敗するというやや痛いミスが響き、フリーでは3位、合計でも2位の三浦選手とかなり僅差となってしまいました。ただ、それでも1位。グランプリファイナル進出に向けて大きく弾みをつけました。

5.チャ・ジュンファン(韓国) 合計216.61 フリー130.43

前日のショートプログラムから不調な雰囲気が漂ってはいましたが、これほどとは…。

フリーは4回転と3Aが全て失敗、コンビネーションも全て回転が抜けるかそもそも跳べないか(フリーでは3回までコンビネーションが付けられる)という、本調子とは程遠い演技でした。とはいえ、あとは上がるだけだと思います。多分。

これでスケカナ感想は終了。個人的には三浦選手のフリーが凄く良かったと思っています。どこまでもワクワクさせてくれる選手です。

P.S. 西日本選手権感想も書きたい…でも時間が…

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