【遊戯王】考察のための記事①

遊戯王って知ってますか。

カードゲームの話じゃないですよ。コミック/アニメの遊戯王の事です。

読んでない人はぜひ読んでください。

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終盤、遊戯ともう一人の遊戯が決別をするシーンがあるじゃないですか。

あれ、遊戯が送り出すことを決めなかったらどうなったかなって思いませんか?

たとえばTRPGしてるといろんな行動で物語に分岐が起きると思うんですよ。この遊戯ともう一人の遊戯によるラストデュエルもまさにストーリーにおける最後の分岐点だったと思うんです。

つまり、遊戯は送り出すことを「選択した」。

別の選択をしたらどうなったのかなって。

遊戯が闘いの儀を放棄してもいい、もう一人の遊戯――アテムが勝利してもいい。その場合アテムは冥界に帰ることはできないはずです。

そうしたら遊戯とアテムはこれからも一緒にいられる…とアテムは思ったんですよね?

しかし本当にそうでしょうか。

アテムが第18王朝の自分の時代で肉体的に死んだのは16歳(17になる年?)だったわけですが、これは魂ごと封じられていたので現世に現れたアテムも精神はその年齢で止まっているんですよね。

これは遊戯たちがバトルシティに赴いた歳と同じなので、彼らの間には年齢などの差異がないことになります。

でも闘いの儀を経て冥界にアテムが戻らなければ遊戯たちは3年生になり、18歳になる。

アテムには17歳より先がないのに、彼らと一緒に生きていくことができるのでしょうか?

もし万が一、アテムの「仲間といたい」想いが勝利したとしても遊戯たちとは生きていけなかったんじゃないでしょうか。

もちろん物語はアテムを冥界に帰し、遊戯たちが前へ進んで行こうとして終わります。DSODではアテムの記憶を振り切れず、未練と寂しさを突き合わせた遊戯たちの本当の「ラストデュエル」が繰り広げられます。

彼らが決別を選択してよかったな、と思いました。

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