2024年度吹奏楽コンクールの課題曲が発表になり、早速各学校や団体が「演奏してみた動画」を上げ始めました。そこで、浅井が聞いた印象を元に好き勝手言います。
あくまで個人のシロウトの意見です。異論反論色々あって然りです。悪しからずご了承ください。そして優しくしてください。頼むから。
1、行進曲「勇気の旗を掲げて」(渡口公康)
最初の印象は「あー、コンクールのマーチの音〜！」でしたが、よく聞くと「星条旗よ永遠なれ」(マーチ王と言われたJ・P・スーザの有名すぎるマーチ。絶対みんなどっかで聞いたことある。スーパーとか。)でした。Trio(中間部のメロディ)からピッコロのソロが入り、Trioと同じメロディがガッツリ派手になって終わるという。やりやすいとは思います。
2、風がきらめくとき(近藤礼隆)
多分、譜面上は一番簡単な…というか、地味です。ただ、コラールなのでガッツリ音程と動きを揃えないとキツイような。コラールが得意な団体さんならアリかもしれません。あと、打楽器の活躍が少ないので人数少ない団体さんに。
でも、個人的に絶対難しいと思う。地味に難しい。あと、指揮者の揺らし具合(テンポの緩急)で印象変わるだろうなという。
3、メルヘン(酒井格)
あの不朽の名作「たなばた」の酒井格さんの作品。個人的にはメルヘンというよりサーカスのイメージです。ただ、動きがあるので演奏してると楽しいはず。転調とリズムの変化で飽きない印象。でも、初見からソコソコのところまで持っていくのきっと大変。でも。そこを越えれば「あなただけのメルヘンワールド」が待ってそうな気がする。これをコンクールでやらずに演奏会でやる学校もいるかもね。楽しい。
4、フロンティア・スピリット(伊藤宏武)
最初のファンファーレが音高く無くて初っ端からトランペットが音外して失敗！とかなさそうな曲。すごく「ハウス名作劇場」みのあるコンサートマーチ。途中のTrioのメロディはトランペットとユーフォのユニゾンという珍しい構成。個人的には大変好み。途中変なリズムの変更もなく、大変やりやすそうでカッコいい。浅井のオススメです。絶対バスドラムとかチューバは気持ち良く流せるはず。(浅井はバスドラム大好きオバハン)
以上、今年の課題曲について好き勝手言いました！それぞれの課題曲はYouTubeなどに上がっているので是非聴いてみてください！現役の人でなくてもきっと楽しいよ！
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