【こんにちは】馬の話をするとしよう【GIですね】

こんにちは、近間かずさです。

本当は配信をする予定だったのですが諸事情により取りやめすることになりました。1か月ぶりの配信予定を吹き飛ばしてしまいました…が、せっかく配信で話そうと思っていろいろ用意していたので記事にします。

この配信の目的

この配信(シリーズ)は重賞(特にGI)直前にそのレースや出走馬の名前由来とかまめ知識とかを知って親しみを持とう!という試みです。

予想はしないよ!

私たちが予想をしても翌日にはなんだよもー!!またかよ!!になっていることは火を見るより明らか。そうなっても馬を愛せるように出走馬たちのことを知っておきたいじゃないですか。

今回の対象レースについて

フェブラリーステークス(GI)は1984年、5歳(旧表記)以上ハンデキャップ競走「フェブラリーハンデキャップ(GⅢ)」として設置。現在の名称になったのはGⅡ昇格後の1994年。

1995年には地方馬出走が可能になり、1997年にはGI昇格。1998年には国際GIの格付けに。

JRAのGIはこのレースと冬のチャンピオンズカップのみがダートGIです。

フェブラリー「ステークス」って何?

フェブラリーステークスのフェブラリーは当然2月のことですが、「ステークス」って何かご存じですか?ステークスとは賞金の拠出方式の名前です。かつて近代競馬発祥の地イギリスでレースに賞金を付与するようになった頃に生まれました。

走る馬のオーナーたちが賭け金を出し合い、総取りあるいは着順に応じた山分けを実施したこの方式をステークス方式といいます。総取りは特に「スウィープステークス」と呼び、世界最古のクラシックレースであるセントレジャーステークス(イギリスの三冠目)も1777年の第2回まではスウィープステークスだったといいます。

現在の賞金拠出はステークス方式ではありませんが、少なくともJRAにおいては「特別登録を必要とするレース」にこのステークスという名前が付けられます。特別登録料を付加賞として贈ることで実質的にステークス方式を採っているためです。

※特別登録が必要なレース(特別競走)はイコール重賞というわけではなく、特別競走の中に重賞が位置します。さらに特別競走だから全部ステークスという名前かというと当然そうではなく、○○特別や○○杯といったレースもあります。ベン図の円の中にある円ですね。

特別レース名解説 JRA

出走馬

いよいよ出走馬16頭の名前についてみてみましょう。

といっても公式に登録されている馬名意味がすべてなので、そこから考察できる馬は考察していきましょうか。

オメガギネス

オメガ(冠名)+人名。

ギネスといえばギネスビールやギネス記録のギネスですが、人名であるならばその創始者のアーサー・ギネスが可能性としては高いかもしれません。

ハッピーマン

曲名より。

ハッピーマンという曲は佐野元春の「Happy Man」や奥居香の「ハッピーマン」があり、いずれかからと思われます。なお、同オーナー所有馬にスカパラダイス(スカ=ジャマイカ発祥のポピュラー音楽、スカパラダイスを冠する日本のバンドもある)等音楽に関する名前の馬がおり、音楽に関心の高いオーナーさまなのかな?と推察します。

ブライアンズセンス

母父名+感覚。

ブライアンズタイムを母父にもつためブライアン。かつては産駒としてサニーブライアンやナリタブライアンといった「ブライアン」を継いでいる馬がいましたが、この馬は母父の名前を冠しているようです。

ブライアンズタイムはサニブ、ナリブ等の活躍年からひと世代前の種牡馬感がありますが、同時期のサンデーサイレンス、トニービンよりも10年ほど長生きしたおかげで産駒世代の幅が広く今でも母父には名前があったりします。

ぺリエール

フランスの地名。

ノルマンディー地方の地名。この血統でフランスに縁があるといえば母の母父エルコンドルパサー、そしてフランス調教馬でGI戦線でも活躍した3代母スキーパラダイス。もしかしたらこの2頭からフランスの地名を名付けられたのかもしれないですね。

シックスペンス

イギリス旧硬貨の名前、幸運のお守り、母名から連想。

母はフィンレイズラッキーチャーム。ラッキーチャームが幸運のお守り要素ですね。6ペンスはプティングに入れたり花嫁の靴に入れたりといった運試しや幸運のお守りに使われてきたという伝統があります。

ラムジェット

ジェットエンジンの一種。

エンジニアリング系の会社をお持ちの前田オーナーらしい名づけですね。ジェットエンジンを積んだような走りを期待されての命名だったのでしょうか。

ロングラン

長く元気に走ってほしい。

オーナーさまの願いが端的にたくさん込められたお名前です。大切にされているのがうかがえます。

サクラトゥジュール

サクラ(冠名)+いつも。母母より連想。

母の母を見てみるとセダンフォーエバーという馬です。フォーエバーの部分から「いつも」を導いたのでしょうか。ちなみにこのセダンフォーエバーはさくらコマースさまの持ち馬ではありませんが、日本ダービーでメジロアルダンと競ったサクラチヨノオーの全妹にあたります。

ダブルハートボンド

二つの+愛情を繋ぐ。父名+馬体より

額の星がふたつのハートをつなげたような可愛らしい模様の牝馬です。この特徴に加え、クラブ出資者様と思われる方の「同じ厩舎、同じ父の活躍馬ディープボンドを意識した」という話をお見掛けしました。同じように長く愛される名馬に育ってほしいですね。

ロードクロンヌ

ロード(冠名)+王冠。

父リオンディーズはキングカメハメハとシーザリオの組み合わせでシェイクスピアの喜劇「冬物語」に出てくるシチリア王が名前の由来。母はリラコサージュ、ライラックの花飾りという意味のフランス語であり、この2頭から連想しての名前ではないかと推察します。

サンライズホーク

サンライズ(冠名)+鷹。

クロンヌと同じくリオンディーズ産駒の馬で、血統からは鷹要素を見つけられなかったです。

コスタノヴァ

ポルトガル北部のリゾート地。

「新しい海岸」コスタ・ノーヴァ・ド・プラドというリゾート地があり、そこからとられているとのこと。この場所はかつて大きな牧草地だった、とあるため母カラフルブラッサムに関連がありそうなお名前ではないかと思いますが繋がりを見つけることはできませんでした。

ナチュラルライズ

ライズ(冠名)+自然。

馬名意味の登録はこれだけだったのでなぜ自然なのかまではわかりませんが、自然とつくのは「自然体で」など願いを込めた意味合いがあることも多いです。

ペプチドナイル

ペプチド(冠名)+ナイル川。大きくて雄大で世界の名馬になってほしい。

「大きくて雄大で世界の名馬になってほしい」、オーナーさまの素敵な願いを込められた名前です。ナイル川のように大きく、栄えるように、一昨年のフェブラリーステークスでの激走を思い出します。

サイモンザナドゥ

サイモン(冠名)+桃源郷。

血統背景からつけられたのでは、と思いましたが決定的な情報は出てこず。ですが、桃源郷とある通りにいつか競走から離れたときは穏やかで平和な生活を送ってほしいですね。

おわり

レース名、全頭お名前見終わりましたね。ちょっとだけ出走馬への親しみ度は変わりましたでしょうか?これから春のGIシーズンが始まりますので馬券だけではなくレースそのものや出走する馬たちのことも好きになってくれると嬉しいなあと思います。

今回は記事書き起こしとなりましたが急遽配信中止にならない限りGIと夏重賞でこの試みを継続したいと考えています。またおつきあいくださいね。

興味があったらチャンネルにも遊びに来てください!では。

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