JGP大阪、動画は見れたよぉぉぉお!!!
ということで、島田麻央さんの演技を見ていきます。後からジオブロ入ったりするかもだけど明日になっても動画が生きてたらこれまでの分も合わせてJGPレビューを進めていこうと思います。
島田麻央SP「Americano」
国宝。
冒頭のダブルアクセルこそ着氷に引っかかりがあった(ように見える)ものの、その後は完璧。今シーズンはルッツが指定ジャンプになっているため、麻央さんがよく使うトリプルルッツ-トリプルトーループのコンビネーションは使えないのですが…当然ながら、そんなルールごときには負けませんでした。トリプルフリップ-トリプルトーループのコンビネーションをとてつもない質で着氷。しかもほぼ助走無し。
得意のルッツはタノジャンプ(手を上げて跳ぶ)。昨年のFSの締めもルッツのタノジャンプでしたが、それとは全く別の雰囲気を持つジャンプと言えるでしょう。濱田コーチもよう叫んどる。
ステップシークエンスは当然のようにレベル4(最高値)。それもありますが、昨年までとは比べ物にならないほどにステップシークエンスでの表現力が上がっています。いや昨年までもジュニアとしては十分凄かったんですが、今年はもうシニアを含めて考えても凄いと言えるレベル。
そして、なんと言ってもスピン。麻央さんはスピンの回転速度に定評のある選手なのですが…今回も素晴らしいものを見せてくれました。レイバックスピン、フライングシットスピン、足換えコンビネーションスピンのいずれも最高品質。このスピンに魂を持っていかれ切り刻まれた侍、義によってスタオベいたす。
得点は73.78点。別の試合なので単純な比較はできませんが、同日のオータムクラシックにおける坂本花織さんの得点が75.62。シニアトップクラスの選手と僅か2点差です。もちろんジュニア内では現在トップ。試合が違うとGOEの出方が少し変わるので単純比較はできませんが。(大事なことなので2回言いました。)
FSでは4回転トーループとトリプルアクセルを投入予定とのこと。4回転トーループは未だ国際大会で完璧に決めたことがないジャンプ。今回こそ決まって欲しいですね。
そういえば…今回はカタカナ表記にしましたが、ジャンプも略した方が読みやすいですね。こちら覚え書きになります。
トーループ(トゥループ)…T/サルコウ…S/ループ…Lo/フリップ…F/ルッツ…Lz/アクセル…A
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