皆さんこんにちは/こんばんは。アイスココアです。なんですぐ暑くなってしまうん?地球。
今日(7/21)は紀平梨花さんの誕生日なので紀平さんの過去のプログラムをいくつか紹介していきたいと思います。過去のプログラム紹介自体は「フィギュアスケート名鑑」と題してシリーズ化していきます。
1.2017~2018シーズンSP 「カンフーピアノ」(18:22秒から)
こちらは2017~2018シーズンのジュニアグランプリファイナルのライブ映像です。なので結構長い。紀平選手の演技は18:22あたりからです。ちなみにジュニアのショートプログラムでは単独のトリプルアクセルを飛ぶことができない他、指定されたジャンプを単独で飛ばなければならないなどのルールがあります。
演技ですが、特に注目してほしいのは中盤のステップシークエンス(ダブルアクセルを飛んだ後)。ステップシークエンスは6種類の難しいステップを織り込まなければならない、片足でステップを踏み続ける「クラスター」と呼ばれる要素が必須であるなど色々と縛りがあるのですが、その中で音に合わせて素速く動きつつ、曲の雰囲気を引き出す独特の振付を上手く織り込んでいます。また、この頃から既に体幹の強さを活かした紀平選手特有の動きが確立されていると言えます。あとステップシークエンスが終わった後の動きも結構好き。
2.2018~2019シーズンFS「a beautiful storm」(3時間58秒から)
こちらは2019年世界選手権のアーカイブです。このシーズンはグランプリファイナルで優勝しているのでそちらにしたかったのですが、グランプリファイナルのはアーカイブの質が悪すぎたので世界選手権にしました。「a beautiful storm」は作曲者にも賞賛されるなど、紀平選手の代表的プログラムと言っていいものになっています。トリプルアクセルをコンビネーション含め2本飛ぶ超高難易度の構成もさることながら、驚くべきはその密度の濃さ。ただ助走しているというシーンがかなり少ない。あるいは少なく見せているのかもしれませんが、トリプルアクセルほどの、あるいはそれ以上の難易度のジャンプを2つ以上組み込みながら、これだけの演技ができる選手は世界でもほとんどいないでしょう。
3.2020~2021シーズンSP「The Fire Within」
時期が飛んで2020~2021シーズン。このシーズンのFSでは4回転サルコウを決めていたりするのですが(全日本選手権のみ)、個人的にはこちらの方が印象深い。冒頭から中々に癖の強い振付で、しかしそれをしっかりと自分のものにしているように思えます。終盤に差し掛かる際の片手側転が取り沙汰されがちで私も好きなのですが、それ以外にも紀平選手の個性が活かされた箇所がかなりあります。 余談ですが、振付を担当したブノワ・リショーさんはかなり有名な振付師なのでまたどこかで紹介する予定です。
以上で紹介は終了となります。私は前回も言った通りこの時期の試合はほとんど見ていないので後追いでファンになったということもあり、色々と間違い/解釈違いはあるかもしれませんがご容赦ください…(予防線)。
最後に…。紀平梨花さん、お誕生日おめでとうございます!右足首の怪我が一日でも早く完治することを願っております。
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